21日、22日と連続で熊本で「カイゼン活動」に関するセミナーと講演をして来ました。カイゼン活動と聴いて、
●「そんなもの当社でもやってますよ」
●「別に目新しい管理手法ではないですね」
と返答される方も少なくありません。
確かにそうですが、「カイゼンをやっていますよ」と言う会社事業所に限って、表面的なカイゼン活動をしている訳です。
確かにカイゼンの軌跡はいくつかあるようですが、それが風土となり、従業員のモチベーションアップまで至っているかと言うと、クエッション?が付きます。
当社が進めているカイゼン活動支援は、
- 最初にカイゼンは簡単なものと言うカイゼン事例集を写真付きで、徹底動機づけする(全従業員が参加できるように心の壁を低くする)
- 風土として定着化させる(誰かが言わなくても、いつでもカイゼンが進んでいる)
- 従業員が皆、カイゼン提案を出している、またそういう仕組みを入れる
- 少しでも効果があったカイゼンを出した従業員をヒーロー、ヒロインとして自尊心を高める
- カイゼンはカイゼン前、カイゼン後、カイゼン効果が写真や文書で皆が分かる状態になっている
- カイゼンを推進する委員が各部署にはいて、毎月1回定例報告会とカイゼン意識向上の勉強会をしている。委員の任期は1年で、輪番制。
- カイゼンの表彰が年1、月間MVP等がいろいろあり、表彰やMVPに人は、第3者からも、表彰が分かるユニフォーム、腕章、キャップがある (目立つ=自尊心を高める)
- 結果、コスト削減、品質向上、負担軽減、CS(顧客満足)もES(従業員満足)を同時に実現する
これらの8点を導入時から徹底するので、途中で尻切れトンボになることもなく、最低でも5年、長いところ10年以上「カイゼン活動」が続いているのです。
セミナー後にアンケートを見ると、
- カイゼンをもっと大きく捉えてたので、難しいと持っていたが、簡単な事から始められるので、続きそう。
- 結果を出すカイゼン以外ダメだと思ってましたが、気が楽になりました。
- 他社のカイゼン事例を勉強して、自社でもいろいろあると思い、参考になりました。
等々前向きな意見が多数上がりました。あなたの事業所でも「カイゼン活動」を導入しませんか?