税理士・コンサル向け 共著出版で個人ブランディングを上げた方々
SWOT分析、KPI監査、採用サイト、事業承継「見える化」コンサルタントの嶋田です。
これまで5冊の共著出版をしてきました。
現在も2023年3月の発売に向けて、5名の「RE嶋田塾マスターコース受講者」の方と毎月sessionを重ねています。
この共著出版をした延べ12名の方々は共著出版をどのように活用しているのか?
また、出版を通してどんな成果や効果があったのか?
数名の方から聞いた話をご紹介したいと思います。
1,コンサル起業して直ぐに共著を団体講演受注に活用
3年前に大手企業を脱サラして「コンサルタント」として転身した方です。
独立前後にマスターコースに入会され、1年間毎月個別zoomを実施。その後共著出版をしました。
もともとITに強みがあり、エンジニアのアントレプレナー支援や中小企業のDX支援を目指していました。
そこで「SWOT分析を使った事業計画書」の共著出版物を関係機関へ配布してセミナー研修の受注、個別コンサルの受注に活用しています。
いかに大手企業出身でITに強いと言っても、独立仕立てでPRできるものがない時、この共著出版を配布する事で営業展開はしやすかったようです。
2,自分の会員組織へ配布
この方はもともとプロコンとして知名度のある方でご自身も数冊の出版をしていましたが、私のクロスSWOT分析の実例やノウハウを気に入り、マスターコースに加盟。
そして共著をしました。
自ら運営する会員組織のメンバーに配布したり、セミナーで配布するなど会員サービスやセミナーテキストなどとして上手に活用されています。
3,自事務所主催のセミナーで配布
この方は税理士で、自事務所主催の税務系のセミナー、事業承継系のセミナーでテキストとして配布しています。
またこのセミナーには金融機関の支店長や行員を招待していますが、彼らにも事前にこの書籍を渡し、「自事務所が経営改善計画書や事業承継計画に強い」ということをアピールしています。
この共著著者になって事例を公開した事で、銀行からの紹介も増えています。
4,各団体へ講演受注のDM送付
定年後のコンサルタントに転身して主に財務系のコンサルティングを実施ている方の事例です。
既存客や見込み客に共著を渡したところ、やはり先方からのリスペクトを感じたそうです。
また共著本を知り合いに渡したり、いろいろな団体や機関の事務局に案内する事で講演依頼が出ているとのこと。
事業再構築補助金や持続化補助金の支援をする際にも、共著本を相談客に渡して説明しているそうです。
すると事業計画書の理解も早く、「著者が直接指導してくれる」というスタンスになり指導がしやすくなったそうです。
5,出版セミナーをきっかけに講演受注
共著本の出版記念セミナーをした際に、共著者にも事例解説講義を担当してもらいます。
その時、見込み客や関係機関の担当者を招待した税理士さんは、その後早速商工会議所から講演に依頼があり、しかもその後も少人数の事業承継の継続セミナーの依頼もあったようです。
事業承継の「見える化」が得意な税理士として、いろいろなところにPRし書籍を配布しているようです。
6,事例掲載企業の経営者から感謝
実際にある企業の「SWOT分析を使った根拠ある経営計画書」を支援してその結果をまとめて共著に出します。
ある企業の経営者はその指導結果を掲載する事を承諾しただけでなく、「自分の会社が「強み」を活かして根拠ある経営計画書に沿って経営改善が進んだ事」を掲載する事(固有名詞はイニシャルにした)で業績改善が進み、社員にも経営方針の理解が進んだと喜んだ経営者がいます。
共著掲載が思わぬ成果を出したのです。
そして更に本と共にその経営計画書を銀行に説明したところ、銀行の反応が良く、その後の取引にもプラスに働いたと言います。
7,家族、親戚、知り合いの反応
これは私自身と過去共著出版をした方々声で代表的なものを列挙します。
共著でビジネス的にブランディングできる事は言うまでもありませんが、実はプライベートでも大きな反響があります。
⑴Googleで検索したら著者として出ている事を知った親戚から突然電話があり「〇〇さん、本を出しているの。凄いね」をびっくりされた。
⑵出来上がったばかりの共著本を親に見せたところ、「なんか難しい内容だけど、自分の息子が本を出すなんて・・・」と涙目で喜んでくれた。その後この両親は町内の知り合いに「息子が本を出した」と自慢をしているみたいで恥ずかしいとこの著者は言っていた。
⑶本に名前があり、Google検索、アマゾン検索で著者の名前がある事を子供と一緒に見せたら、子供が「お父さん、凄い」と眼を輝かせていた。
⑷学生時代の恩師や前職時代に世話になった上司に手紙と一緒に書籍をプレゼントしたら、電話がかかってきて自分のことのように喜んでくれた。
⑸東京の書店の平台に並んでいる共著本を見た顧客から「先生の本が丸の内の書店で平台に展示されてましたよ。凄いですね」と写メを取ってわざわざ送ってくれた。顧問税理士が書いた本が書店に並んでいるのがうれしかったようだ。
専門書の共著書籍とは言え、このような間接的な効果がでるのも共著出版の特徴です。
このように共著で自分の作成事例を公開し、本として認知される事でいろいろな使い方ができます。
しかも「著者としてのリスペクト」は講演受注やコンサル受注にプラスに影響するだけでなく、実際のコンサル施工でのクライアントの理解度向上と指導のし易さはかなりあります。
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