経営者面談のきっかけがつかめない監査担当者へ強力なチェックリストというツール
以前もこのブログで、経営者面談ができない、コミュニケーション能力不足の監査担当者が「社長面談が増えた理由」として紹介しました。
その心は「定期的にチェックリスト」を持参して、それを説明する所から始めたという事でした。
その後、これを全員に展開していますが、確実に経営者からの反応が出ています。
実際どのように全員展開しているのか、その進め方を紹介しましょう。
1、毎月監査担当が1つの共通のチェックリストを学習
経営課題テーマ別のチェックリストから毎月1つのチェックリストを絞り、それを経営者に見せて説明する仕組みです。
しかし、そのチェックリストの中身やたとえ話ができずに、ただプリントして社長のデスクにおいてくるだけでは意味がありません。
あくまでもチェックリストから経営者へのヒアリングを行い、会話をする事が目的です。
そこである事務所では毎月の職員研修で「今月のチェックリスト」の解説や事例を説明しています(この事務所は私が顧問をしているので私が解説)
トークの技術を上げるには「知識」が重要になります。
しかも税務会計の話ではなく「経営課題」についてです。
この共通のチェックリストなら、どこかの顧問先には必ず該当するし、該当しなくても話のきっかけにはなります。
事前学習があれば、チェックリストの説明はしやすくなります。
2、翌月の事務所研修で結果報告
例えば当月(月初)に事務所研修で「A経営課題のチェックリスト」を学習した場合、当月の監査訪問で
●どの顧問先にこのチェックリストを話したか
●どんな反応だったか
●どんな課題や相談があったか
●それに対してどんな提案をしたか
などを翌月の事務所研修で報告をして貰います。
すると必ず複数の顧問先に実行した職員と、ギリギリ1社だけ何とか行った職員、はたまた「会えなかったのでできませんでした」とゼロ回答の職員に分かれます。
しかし、それでも飽きずに進めることが大事です。
チェックリストの内容知識は何となく理解しても、
●このチェックリストをどのように見せて、聞き出すのか
●紙で行うか、PCで行うか
●全質問を順番に行うのか、1つの質問と回答から深掘りするのか
●チェックリストの備考欄にはどんな書き方をするのか
こういうリアル場面が分からず、勧めきれてない監査担当者のいます。
そこで、チェックリストの解説をしたら、その聞き出した方ロープレをする事で、「知識」の使い方が分かるようになります。
3、こんなチェックリストを毎月顧問先でヒアリング
では、実際にどんな経営課題テーマ別のチェックリストを使っているのでしょうか?
ここにある事務所での毎月のチェックリスト学習計画表を掲載します(このチェックリストは当社で作成したもの)
因みに、その一つのチェックリストの一部をお見せしましょう。
これは新規事業を検討する際のヒアリング事項と、経営者の回答に対してどんな提案や再確認をすべきをパターン化しているもです。
このように前述の経営課題別に必要なチェックリストとアドバイス項目まで網羅したものを毎月提供する事で、経営者面談をしやすくし、また経営の実情把握を進めていくのです。
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昔から「コンサルタントのドラえもんのポケット」と表現していますが、こういう経営課題テーマ別チェックリストがあれば、経営者からの質問や提案にも即対応が可能です。
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