早期経営改善計画の「アクションプランの聴き方・書き方」ヒント集
今、多くの会計事務所で「早期経営改善計画策定支援」を行っています。しかし、「職員が積極的に提案しない」と悩んでいる所長や先生方がいます。 関与先負担もあまりない今回の「早期経営改善計画」を何故、職員は積極的に提案しないのでしょうか?
それは、資金需要に関係する
- 「数値計画だけなら出来るけど、アクションプランの具体的な中身が書けない」
- 「具体的な経営戦略を、経営者から聴きだせない」
- 「具体的に打つべき手が見えない」
- 「設備投資や打って出る戦略を言ってもらえない」
等の返答が返ってきます。そこで、当社がコンサルティングしている6つの会計事務所の職員や管理職に「本音」の声を聞いて分かった事があります。
それは、
「具体的なアクションプランの書き方・聴きだし方」が分からないということです。
具体的な、「悩み」として挙がっている声は、
- 何から、どんな切り口で、どう聞けば、良いのか分からない
- ネガティブな思考や発言しかしない経営者に前向きな戦略を引き出す質問が分からない
- 「主要な経営課題」を聞いても、資金需要や投資につながる前向きな意見ではなく、後ろ向き な意見ばかり
- 経営者が言っている「主要な経営課題」が大雑把で抽象的。そこから、固有名詞の対策の表現に落とし込めない(知識とボキャブラリーの不足)
この「知識・スキルの壁」「心の壁」を放置して、「一人必ず1社を提案せよ」を鼓舞しても、先ず職員は動かないでしょう。
そこで、複数の会計事務所の「早期経営改善計画スキル」の指導の中で、「早期経営改善計画」のアクションプランの聴きだしトークと、文書化する為の書き方とヒント集を作成しました。このヒント集は「何を聴き、どんな返答なら、どう表現し記載するか」を分かりやすくパターン化してシートです。
このヒント集は、
- 「主要な経営課題」の聴きだしを「商品戦略」」「顧客戦略」「価格戦略」「人材戦略」の4つのカテゴリーで分類
- 各戦略毎に「具体的な質問」と「経営者が答えやすいヒント」を8~10個箇条書きで掲載
- 「主要な経営課題に対するアクションプランの具体的内容」の書き方と書き方事例を掲載
- A4版で7ページのPDF
です。
このヒント集を無料ダウンロードできるようにしています。