嶋田利広ブログ

SWOT分析コンサルタント

KPI監査に使う最新版SWOT分析フレーム

SWOT分析、KPI監査、採用サイト、事業承継「見える化」コンサルタントの嶋田です。

 KPI監査に使う最新版SWOT分析フレーム.jpg

2024年から始まる「RE嶋田塾マスターコース」(まだ募集中です)では、KPI監査を行うためのSWOT分析を深堀します。

KPI監査では、大きく2つのアプローチからKSF(重要成功要因)をピックアップし、その行動プロセスの指標としてKPI(重要業績評価指標)を設定、そしてその行動結果と共にモニタリングしていきます。

このアプローチの仕方を今回は特別に公開します。

このフレームに沿った論理的落とし込みの深堀質問でその中小企業固有のKSF⇒KPI⇒行動プロセスを複数出していくのです。

1,クロスSWOT分析「積極戦略」から捻出するKSF

積極戦略は「強み」×「機会」から生まれます。

「自社の強みを活かし可能性ある市場・顧客の分野に独自の経営戦略や具体策で重点集中する」事です。

一番理にかなっていると言えます。

その独自の経営戦略・具体策がKSFとなり、その行動プロセスの指標がKPIになります。

そのフレームが下記です。

231226_KPI監査強み追求積極戦略.jpg

事前に「強み分析」と「機会分析」を行い、その掛け算であるKSFを3つ位(1つでも可)取り出します。

その3つについてそれぞれ顧客視点のKPI、業務プロセス視点のKPIを設定。

そのKSFやKPIの裏付け対策などを文字化します。

ここで大事な事はオレンジ色の箇所の「主要行動キーワード」です。

どんな具体的なアクション名を考えているかが、その後のKPI監査モニタリングでも重要になります。

 

2,クロスSWOT分析「改善戦略」から捻出するボトルネックのKSF

もう一つは「弱み分析」と「機会分析」でボトルネックを捻出します。

せっかく「機会」である可能性があるのに、「ボトルネックの弱み」が業績改善のきっかけを阻害しているのです。

この「改善戦略」こそ、「ボトルネックのKSFとKPI設定」と全く同じ事なのです。

それをフレームにしたのが下記です。

231226_KPI監査ボトルネック改善集中.jpg

ボトルネックではバランススコアカードでの「学習と成長の視点」も追加しています。

それは体制整備とか仕組みとか人材採用や育成などの構造課題が出てくるからです。

積極戦略のような「顧客と商品」と限定できない定性的な事が多々出てきます。

 

3,KPI監査モニタリングに使うフレーム

SWOT分析での「強みを更に伸ばす積極戦略からのKPI」と「ボトルネックの改善戦略からのKPI」が決まれば、そのモニタリングでKPI監査が継続されます。

KPI監査の基本は「行動プロセス指標」のPDCAであり、アクションプラン監査でもあります。

231226_KPI監査モニタリングシート.jpg

このKPI監査モニタリングシートでは2カ月1回のKPI監査となっています。

毎月にしないのは、中小零細企業の場合毎月だとなかなか進捗しない事が多く、KPI監査効果が出しにくいからです。

 

4、2024年度「RE嶋田塾マスターコース」は上級KPI監査士の資格授与

KPI監査という言葉を使う税理士やコンサルタントが増えていますが、「KPI監査士」という名称を使えるのは当社が指名した方マスターだけです。(当社の登録商標)

弊社の指導を受けていない方がメルマガやSNS、ホームページではいくらでも「KPI監査とは」「KPI監査やっています」と書けますが、中身が伴いません。

しかし、2024年度RE嶋田塾マスターコースのメンバーは「上級KPI監査士」という資格を全面に公開できるとともに、口先だけではない「専門書の著者」としてリアルな実績をアピールできます。

今回の共著は「日本で数名しかいない上級KPI監査士として、著者としてセミナー講師のPRやコラボ」が可能になるのです。

KPI監査の話を中小企業経営者にすると、多くの経営者は同意されます。

それは売上利益を追求しても、そうならない実態をよく分かっているからです。

また仮に売上利益がいかなくても、社員の成長や基盤づくり、プロセス改善が進んでいるという実感はKPIに現れます。

そういうことを実感として分かっている経営者に「上級KPI監査士」として提案すれば、引き合いが増えるのは当たり前です。

あなたも「上級KPI監査士」として、KPI経営の専門家として中小零細企業の経営者と一緒に経営支援をしていきませんか?

 

2024年度RE嶋田塾は2月まで募集中です。

第1回開始が予定でが3月20日でしたが、新年度からの4月24日(水)からの開催に変更になりました。

 

2024年度RE嶋田塾マスターコースの詳細動画は下記からどうぞ。

https://re-keiei.com/blog/consultant-office/1946-2024-re-kpi-ver.html

金額や内容については私とzoom面談の時に説明し、双方合意の場合決定させて頂きます。

またRE嶋田塾の入会も条件となりますので、ご了承ください。

https://re-keiei.com/blog/consultant-office/1939-4-re-2.html

マスターコースに関連したzoom面談希望の方は、当社のメールでお問い合わせください。

 

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