SWOT分析で転職の方向性見つかる

SWOT分析はビジネスでもパーソナルでも疲れえる便利な戦略策定ツールです。実はある方から個人的な依頼がありました。それは「ある業界に転職を考えています。業界に自分が適性があるか知りたいのですが…」と。あくまでも仕事ではなく、個人的な話でしたが、「SWOT分析してみようか?なんか分かるかも」と、伝え、2人で一緒に議論しました。転職で使うSWOT分析とは、この順番で行いました。

1、その業界が今後良い理由は何か?また、その企業が今後も業界で生き抜く理由は何か?を聴きました。

彼なりに、いろいろ情報を持っていますので、それを箇条書きで整理しました。正直業界としては、ちょっと厳しいと思ってましたが、その企業の特性を聞くうちに「その会社なら可能性があるかも」と思うようになりました。

次に 2、では貴方がその会社の特徴や組織で使える能力、スキル、具体的な強みは何か?を聴きました。

最初は取るに足らない強みをいくつか言ってましたが、私の方から「そんな一般的な強みではなく、その会社の特性に使えそうな具体的な強みを出そう」と念押し、いろいろ考えました。元来、SWOT分析クロス分析は、「機会」×「強み」で生まれる「積極戦略」を見出す為にある訳ですから、この分析はとても重要です。

次には何か?を

3、「機会(その会社の特性や成長する要素)」×「活かせそうな強み」を掛けた「積極戦略」を具体的に検討しました。

この積極戦略が、面接時に先方にPRできるポイントです。

このように考えてみてください。その企業の戦略や特性、差別化要素に、自分の得意なスキル、又は強みが合えば、入社後早い段階で貢献できます。そして、それを面接時にPRできます。相手も貴方のイメージがしやすくなります。

一般に中途の転職では企業側は特別のスキルや専門技術がない人を採用する場合、採用してみなければ分からないと、慎重になるものです。専門職ならその技術があるだけで、どんな人間性かよりも専門性を重視するので、転職も楽かも知れません。しかし、文系でしかも特別のスキルがない場合は、この自己分析は大変重要ですね。

転職用パーソナルSWOT分析が良いのは、相手(面接したい企業)の都合と自分の強みを客観的に分析して、自己PRポイントを整理できる所です。一般論としての経験とか、性格とか関係なく、実務的に「貴方を採用した方がメリットがある」と相手に思わせることができる点です。

実は、この転職用パーソナルSWOT分析を数人にしてみました。実際にそれで転職した人もいます。

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