SWOT分析、事業再構築、経営承継コンサルタントの嶋田です。

今回は、クロスSWOT分析で「積極戦略」の中身を聞き出す時、どんな顧客対策があるか、そのヒントについて紹介します。

「根拠ある経営計画書」の大原則は、「目標と実績の差額を埋める商材を具体的に決めること」です。

その為には「商品戦略」と「顧客戦略」はクルマの両輪。

この「顧客戦略」のヒントや知識があれば、意見やアイデアを出さない経営者に対してもかなり誘導ができます。

では、実際のヒントはどんなものか。

 １、新規口座・見込み客開拓

新規開拓はどの企業にも大きな課題。

具体的な新規開拓のやり方をヒントとして出します。

２、新販売チャネル・新代理店

今の販売チャネルでは先が見込めない場合、新たなチャネルを構築する必要があります。

その場合のヒントです。

３、既存顧客活性化策

今の顧客をもっと活性化して、業績拡大につなげる為の具体策を聞き出します。

４、外部機関との提携

顧客拡大につながるいろいろな機関や企業とどんな提携やコラボをすれば、見込み客開拓につながるかを聞き出します。

５、アフターサービス

アフターサービスから顧客満足度を上げ、更に有料化や顧客のつなぎ止めの具体策を聞き出します。

６、OEM、代理店等

自社の機能を使いながら、他社のブランドや代理店として黒子として売上を上げるにはどうするかを聞き出します。

７、その他

上記に含まれないものを書きだします。

このように顧客戦略を深く聴きだし、詳細なアクションプランにつなげれば、「根拠性」も高くなります。