SWOT分析現場の「困りごと解決シリーズ」②「参加人数別SWOT分析検討会・研修会の進め方」

SWOT分析、事業再構築、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。

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SWOT分析現場では大きく分けて、「面談形式」「会議形式」「研修形式」の3つに分かれます。

それぞれに進め方が異なるし、準備の在り方も異なります。

ではどう違うのか、一つずつ見てきましょう。

1,面談形式のSWOT分析実施

面談形式とは眼の前に経営者や意思決定に影響のあるメンバーが1~3名までのケースです。

イメージとしては、テーブルに上にモニター(30インチ未満)を乗せて、眼の前の経営者などに見せながら進めます。

モニターは据え付けの大型TVでもプロジェクターでも構いません。

コンサルタントや会計事務所は、自分のノートパソコンにつないだモニターに映し出されたフレームに「ヒアリングをしながら、参加者の返答を入力」しなが進めます。

面談形式はフランクに、硬くならずに進めるのがコツです。

相手も少人数の為、指名せずとも自由に発言していきますので、重複表現や箇条書きなどコントロールしながら入力していくわけです。

 

2,会議形式のSWOT分析実施

会議形式は参加者が4~10名程度をイメージしてください。

進め方はモニターに自分のノートパソコンをつないで、ヒアリングしながら進めることの基本パターンは同じです。

ただ、4名上になるとしゃべる人としゃべらない人に分かれるので、適宜適切に指名して意見を言うようにします。

また、7名以上になるとそれぞれから意見をもらうとかなり時間がかかるので、適切なファシリテーションを行いなす。

●個人でまず書かせる(強みや機会、積極戦略など)

●ペアで議論させる

●ペアの代表が発表する

●それをノートパソコンに入力する

●全体でその中身を議論して絞り込んでいく

という「ファシリテーション」をした方が効率的で、参加意欲も高まります。

 

3,研修形式のSWOT分析実施 

研修形式は10名以上で行うスタイルです。イメージとしては20名位の幹部研修を想定してください。

また、研修形式ではSWOT分析を一本化せず、各班からのSWOT分析が出るパターンです。

基本的に「島」を作り、全体と班別討議が基本になります。

まず、全体で講義などの研修を学校形式で受け、その後班別討議で島を作ります。

各班は4~7名が最適です。

そして、各班同時に個人ごとに「機会分析」「強み分析」を書き出しをします。

この時、コンサルタントや会計事務所が「機会ヒント」「強みヒント」を言いながら書いてもらうと個人差が少なくなります。

そして、個人で「機会」「強み」をそれぞれ書いてもらったら、班別にファシリテーションをしてもらいます。

ファシリテーションをした結果、「強み」「機会」を絞り込み、「積極戦略」を班別に討議。

時間があれば「致命傷回避撤退縮小戦略」「改善戦略」「差別化戦略」まで行きます。

最後に班別討議結果発表として、各班の「推奨戦略」を1つ発表してもらうカタチです。

 

参加人数で目的も進め方も異なるので、配慮しながら進めてください。

 

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