事業再構築補助金計画書を、いきなりWordで書き始め、収拾つかなくなって10ページオーバーのショック⁉
SWOT分析、事業再構築、経営承継の可視化コンサルティングの嶋田です。
少し、事業再構築補助金計画書の勢いが減ったような、私の周囲の会計事務所の反応を見ると感じます。
しかし、第3次公募は9月21日まであるし、最低賃金枠や補助額の総額など、経産省もいろいろ追加してきています。
この前、ある会計事務所が作成している「事業再構築計画書」のレビューをしました。
まだ作成途中だという事でしたが、その監査担当者が相当困っている様子でした。
その事業計画書を作成するのに、ヒアリング、事務所作業等で既に15時間以上使っているが、なかなかまとまらないし、訴求ポイントが埋まっていないのです。
どこに問題があったか?
1,事務局発表の5事例の目次を参考にした
前回、この記事でも「事業再構築補助金 事務局」がホームページにアップした「5事業者の事業計画書事例」について、「新分野展開」の宿泊業の目次を解説しました。
その担当者は、その目次だけを参考に、経営者とヒアリングして、いきなりWordで書きだしました。
それ自体は悪いことではありません。
実際に採択された事例ですから。
本来なら事業計画書のストーリー展開や「審査項目」の適合性等をいろいろ考えて、事業計画書は成り立ちます。
これを目次だけ参照して、帰結点やストーリーを決めずに「いきなりWordで書きだす」と、どうなるか?
そうです。
文書の辻褄が合わなくなったり、審査項目の抜けが生じるのです。
しかも文字だけたくさん書いているので、分かりにくい計画書になります。
2,Wordでの文書が多すぎて10ページ以上に
帰結点やストーリを意識せずに、Wordで文書を書きだすと、
●同じ内容が何回も出てくる
●最後の収支計画や資金調達などの計画前に、10ページを超えてしまう(補助金1500万円未満)
●どの文書を削るか、文体の流れがあるので「削除すると書き直しに近い」労力がかかる
●フォントは11を使っても行間が大きいので、絶対文書量が減ってしまう
実はこんな事が起こっているのです。
そして、文書削除と文書のつなぎやストーリー展開を考えて、いたる所を修正せざる得ません。
すると、最初から作成した方がいいような時間がかかります。
3,Excelフレームをパーツとして使えば、時短に
ExcelでもWordでも、最初に大目次、中目次、小目次を決めて書きだせばそこまで問題はありません。
しかし、誰かの事業計画書の目次だけをパクってもそう簡単にはいかないのです。
また、採択された宿泊業の事業計画書の論理展開は、10人中10人が納得するような内容ではなく、事業アイデアと連携、実績などが評価された「事業自体の魅力」のようです。
実際に、あの事業計画書より、いいアイデアでいい書き方でも不採択されて事例はたくさんあります。
審査官次第と言われる所以です。
それはさておき、もしこの会計事務所監査担当者が、弊社が無料ダウンロードで出している「Excelの事業計画書の各パーツ」を書いたうえで、Wordで清書したなら、このムダな労力はだいぶ減ったはずです。
https://re-keiei.com/free/report-018.html
実際に、この事業計画書を私にプレゼンして貰い、レビューをした後、
●抜けている箇所がこのExcelに全部入っている
●このExcelを先に埋めて、それをWordに展開したら、楽なったのでは?
と指摘すると、その監査担当者は
「最初からこのフレームを使えばよかったですね」と反省の弁。
あの事業計画書は必要パーツがほとんどあるので、そのパーツを埋めた後にWordで清書すると、辻褄があってくるのです。
今回の事例では「ストーリー展開」「必要パーツ」を先に埋めずに、Wordでいきなり目次に沿って書き出しても、途中で苦しむという事です。
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●事業計画書の内容が自信がない方
●途中まで書いたが、内容が支離滅裂になった方
●必要パーツが入っているか不安な方
●「マーケティング対策」が浅いと自覚している方
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