嶋田利広ブログ

SWOT分析コンサルタント

どの新分野へ参入すべきか?自社にあった「新規事業分野」を見つける方法

SWOT分析と事業再構築、経営承継の可視化コンサルタントの嶋田です。

新規事業-アイデア-SWOT分析-アントレプレナー-起業

コロナ禍で本業が不振を極め、新たな事業展開が必要だと考えている経営者も多いでしょう。

今は政府の「事業再構築補助金」もあるのでチャンスです。

当社に相談される経営者の方の多くは、

●「〇〇の新規事業をしたいが、どう事業計画書に書けば良いか?」

●「クロスSWOT分析で新規事業アイデアを肉付けしたいがどうしたらいいか?」

●「この事業計画書で採択されるだろうか?」

こういうご相談です。

 

今はzoomを使って個別対応をしているので、ご興味のある方は、こちらから。

https://re-keiei.com/blog/swot/1440-zoom.html

 

しかし、

●「本業が今後も厳しくなるから、早く新しいビジネスをしたいが、何がいいのかわからない」

●「どの分野に進出しても競合があり、儲かるというイメージがない」

●「事業をM&Aして辞めたいが、借金もあるし、買い手も見つからないし、どうすれば良いのか」

 

実際にはこういう悩みの方も多いのですが、実際に相談に来られる方は稀です。

多分会計事務所の担当者には相談されているのだと思いますが、多くの会計事務所ではその対応策を知りません。

1,新規事業は必ず競合がひしめいている

事業再構築補助金計画をレビューしている時、必ず経営者に質問する事があります。

●「これって、既にどこかがやってますよね。どこ(顧客ターゲット、商品特性、サービス特性等)を決定的に差別化しているんですか?」

●「このビジネスが拡大する理由、見込み客が集まる仕掛け、売上10%要件になる一番のポイントは何ですか?」

この2つの質問に対して明確に且つ具体的に回答できるなら、事業計画書は書きやすくなります。

既に競合ひしめく「レッドオーシャン市場」に、補助金があるからと言って後からノコノコ出てきて、短期間で収益が上がるはずがありません。

そう考えると、

●「じゃあ、どこを目指して事業再構築補助金計画を作成すれば良いのか?」

●「このまま、我々に倒産廃業をせよというのか?」

●「これから儲かる新分野の目利きなんて自分達にはできない」

まあ、これが本音です。

 

2,新規事業は儲かる分野を見つけるのではない。「儲かるよう考える」もの

多くの経営者や個人事業主の発想が間違っているようです。

新規事業アイデアがない経営者は

●「これから儲かる新規事業を探したい」

●「アフターコロナでニーズが増える市場に参入したい」

●「自社にノウハウがないからどこのFCの加盟したらいいか」

こんな事を考えています。

実はこういう発想では「新規事業」は成り立ちません。

「新規事業とは、儲かる分野を探すより、儲かるように工夫する」事が理にかなっています。

 

「儲かる新規事業」とは、競合がたくさんあっても

●顧客ターゲットがセグメントされている(こんな顧客しか相手にしない)

●商品・サービスが既存の商品とはある部分「尖がっている」

●マーケティング戦略が段階的で自社オリジナルのコンテンツを作り継続している

●今ある自社の経営資源が使え、シナジーが発揮でできる

こういう事を考え、工夫するから新規事業が育つのです。

今回の「事業再構築補助金」はまさにこう言う事をしっかり計画化できる事業所の補助しようという事です。

 

3,自社にあった新規事業はSWOT分析で見えてくる

今回の事業再構築補助金計画では、自社の「強み」「弱み」「機会」「脅威」を検討して…と概要や公募要領には記載されています。

これはクロスSWOT分析そのものです。

しかし、多くの事業計画書はクロスSWOT分析をまともに実施せず、単に「強み」「弱み」」「機会」「脅威」を並べているだけです。

何故クロスSWOT分析が必要なのか?

⑴自社の今ある「経営資源」=「強み」トコトン小さく深掘りする事で、「ウチにはこんな可能性が有ったんだんね」と「強み」が再発見できる

⑵「機会」を漠然と考えるのでは、特定のヒントに沿って今の顧客や市場の流れから「ニッチニーズ・ニッチ市場」と小さく、小さく深掘りする事で、「小さい市場だけど、ここなら戦えそうだ」という可能性が見えてくる

⑶「強み」と「機会」を個別に掛け合わせる事で、「強みを活かしたニッチニーズ・ニッチ市場の経営戦略」が見えてくる

⑷クロス分析で

「差別化した商品・サービス」

「狙うターゲット顧客の属性と課題」

「既存の業者とは異なるマーケティング戦略」

「見込み客を開発し続ける、コンテンツ戦略」

「既存業者とは狙いが異なる打ち出しやキャッチコピー」

 

実は当社が指導しているクロスSWOT分析はここまで行うにが通例です。

だから他の抽象的なSWOT分析では効果がないと言い切っているのです。

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これからどの分野の新規事業・多角化を狙うかまだ定まっていない方

事業再構築補助金計画を検討中の方

「クロスSWOT分析とはどういうものか知りたい方

先ずzoomオンラインサロンセミナーに参加して、その進め方と実例を学習しませんか?

https://re-kentei.com/zoom-swot01.html

 

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