これなら誰でもSWOT分析ができる。進化版クロスSWOT分析シート公開!
SWOT分析、事業再構築、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。
事業再構築計画書を作成しやすくするために開発した「記載指定がある進化版クロスSWOT分析シート」が、ある場面になるとむしろ「旧型クロスSWOT分析シート」の方が有効だという場面に出くわしました。
先ず、「進化版クロスSWOT分析シート」は下記のようなものです。
「積極戦略」だけを見てみると、こんな感じです。
これを見ると「何を聞き、どう書けば良いのか、一目瞭然であり、ヒアリングされた経営者も意見が言いやすい」という事で、多くの方から高い評価を受けています。
しかし、「記載指定」がある事の制約を受けてしまい、記載指定からはみ出た意見を集約しにくくなるという事例が起こっているのです。
逆に下記の「記載指定がない昔ながらのクロスSWOT分析シート」だと自由に書けるというメリットはあります。
但しこのシートではSWOT分析をコーディネートするコンサルタント、会計事務所の個人スキル次第で大きな差が出てくるという弊害があります。
ある意味、前述の「進化版クロスSWOT分析シート」を開発した理由は、「誰でもこの記載指定に従って書けば、ある程度の内容になりやすい」という汎用性を狙っての事でした。
我々プロが行うSWOT分析は「記載指定」なんてない方が自由でいいのは分かっていましたが。
しかし、「記載指定がある進化版クロスSWOT分析シート」が障害になることが起こるとは‥‥
1,会計事務所のSWOT分析ヒアリングロープレ時に問題発覚
最初、この「記載指定がある進化版クロスSWOT分析シート」を見せて解説し、事例や進め方説明した時、多くの監査担当者や税理士は
「これはすごい、書きやすい。これなら顧問先経営者からも意見を聞き出しやすい」
「質問が最初から書かれているので、監査担当者が質問に困る事はないですね」
「聞きながらこの枠に埋めていけばいいだけなんですね」
多くの方はこういう意見です。
しかし、実際にSWOT分析ロープレをしていると、この記載指定通りの質問に対して経営者役が答えられないケースが出てきます。
すると、この指定枠に収まらない回答をどこに書けば良いか戸惑い、ロープレがグダグダになるケースが散見されるのです。
この記載した枠に捕らわれすぎて起こる現象です。
私からすれば、ヒアリングしながらその場で「その他」という枠を行挿入して書けば済む話なんですが・・・
2,「記載指定がある進化版クロスSWOT分析シート」が評価が高い理由
もちろん、「記載指定がある進化版クロスSWOT分析シート」の方が使いやすいという意見が圧倒的に多いには事実です。
このシートの使い方はヒアリングの仕方は6月10日に発売された新刊「事業再構築 クロスSWOT分析で創り出す戦略立案・事業計画作成マニュアル」をご参考にしてください。
この「記載指定がある進化版クロスSWOT分析シート」が評価が高い理由は見てもらえれば分かると思いますが、
⑴「強み」は何を書けば良いかヒントがある
⑵「機会」はニッチニーズ・ニッチ市場を探るためにヒントの角度がいろいろでていて、それに沿って考えれば記載できる
⑶「積極戦略」は指定の枠にそって書けば、必要事項を何番の「強み」と「機会」を掛けて文言化できる
⑷そのた「致命傷回避撤退縮小戦略」「改善戦略」「差別化戦略」もしかり
ここまで親切な「クロスSWOT分析シート」はこれまでなかったわけですから、評価が高いのは当たり前です。
3,「記載指定がない旧型クロスSWOT分析シート」を求める人たち
ところが「強み」にしてもこれ以外の事も聞き出したいし、「機会」もこんな指定枠なんていらない、もっとフリーハンドにいろいろ検討させたいというコンサルタントもいます。
かれらにはもともとの「記載指定のないクロスSWOT分析シート」で自由に進めればいいのです。
私にしても2020年の夏まではこの「記載指定のないクロスSWOT分析シート」を当たり前のように使っていたので。
ただ記載指定がないという事はヒアリングや文字化において、より高い「コーチング能力」と「ヒント力」が求められます。
それができる方はこの自由なフレームがいいかも です。
「記載指定があるクロスSWOT分析シート」か「記載指定のないクロスSWOT分析シート」か。
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