ちゃんとしたクロスSWOT分析をすると、「事業再構築補助金事業計画書」は書きやすくなる
「強み」を引き出すSWOT分析コンサルタントの嶋田です。
各方面から事業再構築補助金事業計画書の相談が来ています。
一番多いのが、「認定支援機関である会計事務所」からの相談です。
相談内容は
⑴何をどう書けば良いのか分からない
⑵見よう見まねで書いているけど、これで審査する人に理解してもらえるだろうか
⑶依頼先の新規事業のアイデアが薄くて、計画書を書きづらい
⑷だいたいフォーマットがないなんて、不親切だよね…
事業計画書のフォーマットについては当社も公開しているので、下記を参考にしてください。
1,事業計画書が薄い理由は、明確な「強み」と「ニッチ市場」の深掘り不足
今、当社の事業計画書フォーマットに記載している事業所や、それを指導する「認定支援機関である会計事務所」からも
●なかなか埋まらない
●根拠がそもそも書けない
●「強み」も「機会」も一般的で売れるとは思えない
●経営者からこれ以上のアイデアが出てこない
●自分自身にもアイデアがあまりない
こういう嘆きを聞きます。
これらは「強み」と「機会」の深掘り不足からくるものです。
深掘りとは、多様な質問でグイグイ、固有名詞に切り込んでいく事ですが、そこまでせずに何とか「お茶を濁す」表現で書こうとしているのです。
当然、根拠と理屈がつながらない事業計画書は弾かれる可能性があります。
2,新規市場で差別化できる要素(USP)まできめていないから
一番大事な事は、新規事業の案件が「先発企業とは異なる切り口で、差別化されたUSP(独自のウリ)」があることです。
独自性がなければ、補助金をもらっての持続性もなく、補助金倒れ、税金の無駄遣いに終わってしまいます。
このUSPまで到達しない最大の理由は、「ニッチのニーズに、ピンポイントの強い経営資源を掛け合わせた「新企画商品」にしていないから」です。
簡単に言うと、ターゲットが広すぎて「そんなUSPに果たしておカネを払うだろうか」と疑問が湧くのです。
ターゲットが広いと尖がりのなくなり、世間一般の商品やサービスになります。
それで後発組の新規事業で既に市場で頑張っている先発企業の顧客やシェアが取れるとは思えません。
USPがないのは、ちゃんとしたSWOT分析をしてないからです。
表面的なSWOT分析をしても、本当のUSPは生まれてきません。
3,今、使っている「事業再構築事業計画書用クロスSWOT分析」とは
では、当社ではどういうクロスSWOT分析をして、USPまで見出しているのか?
以前も
「強みを引き出す4つの質問」
https://re-keiei.com/blog/swot/1393-swot-14.html
「機会の聞き出す6つの質問」
https://re-keiei.com/blog/swot/1395-swot-swot-5.html
を公表しました。
その掛け合わせで、積極戦略がどのように生まれるか?
その積極戦略はどういう表現になっているかも以前解説しました。
今回は、それを俯瞰してみる「クロスSWOT分析シート」をお見せします。
文字が小さいので見にくいでしょうが、こういう内容と質問で「積極戦略」の中身を出しているフレームさえ分かれば、だいぶ深掘りできると思います。
ただし、フレームは秀逸でも「聞く人の質問力」「ヒント力」「文字表現力」が乏しいと、効果はない事ははっきりしています。
逆にこのフレームのように書く様式を決めずとも、優秀なコーディネーターなら白いフレームでも超具体的に詰めて表現できるよう誘導します。
では、下記が当社および指導先、検定受講者が使用している最新のクロスSWOT分析「積極戦略」シートです。
ご参考に。
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ただいま、事業再構築補助金 事業計画書のフォーマット(テンプレ)を無料ダウンロードのサービスをしています。
こちらから詳細を確認してください。
https://re-keiei.com/free/report-018.html
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