嶋田利広ブログ

事業承継のコンサルティング

PMIコンサルティングは、会計事務所の新たな収益源

 

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今回の「コロナ不況」で今後顧問先は倒産廃業によりどんどん減少する事が予想されます。

団塊の世代の経営者が75才になり、後継者難からM&Aや清算廃業が増える「2025年問題」ですが、「コロナ禍」でそれも前倒しになりそうです。

いずれにしても320万社あると言われる中小零細企業が10%でも20%でもなくなれば、会計事務所の経営も大きく見直さなければなりません。

今の仕事の仕方で今後も生産性を上げ続けることは困難になるという事です。

それでなくてもRPAやクラウドの進化で「付加価値のない業務」は人に頼らない時代が来ています。

 

1、M&Aも吸収合併される側だと顧問先は減少

M&Aの抵抗感や垣根がなくなり益々進むと会計事務所にはメリットとデメリットが生まれます。

メリットはM&A仲介手数料です。

デメリットは、譲渡側だと顧問契約がなくなる事です。

即解約にはならないにしても、譲受側の税理士が子会社を担当する事は自然の成り行きでしょう(ある程度の規模がある譲渡側なら顧問継続される事も多い)

手数料は手に入るが、顧問先数が減少するという事です。

しかし、もしPMIを業務として行うなら、その後の継続的な指導契約が可能です。

統合後3か年位までのモニタリングとして「PMI顧問」の可能性が出てきます。

 

2、PMIこそ、会計事務所が取り組むコンサルティング

PMIコンサルティングは、経営コンサルタントの専売特許ではありません。

確かに規模がある程度大きい場合は、それなりのノウハウや実績のあるコンサルタントが行う事が多いでしょう。

しかし、今回の狙いは「スモールM&A」です。

高額なPMIコンサルタント料も払えないレベルです。

ならば、会計事務所が「税務顧問料≦専門コンサルタント料」で受注する方が顧問先の為です。

譲受側もスモールM&Aの場合、専門部署があるわけでもないし、ノウハウも経験も不足しています。

そこに会計事務所が旧知の仲の譲渡側と譲受側の調整をしながら「第3者」としてPMIコンサルティングする事は譲受側も安心できるはずです。

これは税務顧問契約ではなく「PMI顧問契約」なので、譲受側の顧問税理士がいても問題ありません。

 

3、PMIコンサルティングノウハウを学ぶには

会計事務所が「PMIコンサルティング」の手法を学ぶには、先述のように「SWOT分析」と「経営承継の可視化」をコーディネートするノウハウを学び、その模擬経験を増やすことです。

「M&Aと事業承継コンサルティングは少し違うのでは?」

と感じている方もいるでしょう。

しかし、統合プロセスで「シナジー効果」を上げる事は通常の経営戦略です。

また、経営権が変わる事も通常の事業承継と同じ考え方で進めます。

そこでまずPMIコンサルティングの基本的な進め方を知識として理解した後、「ヒアリングや質問」そして「見える化」するロープレを何回も経験することです。

当社が会計事務所に「SWOT分析」や「経営承継可視化の基本」である「経営承継10か年カレンダー」を指導教育する時、徹底して「ロープレ経験」をしてもらいます。

しかも、ヒアリングや質問をしながらPCにフレームに沿って入力、その入力状況をモニターで参加者に見せながら内容の整合性や納得性を高めている手法です。

最初は大変かもしれませんが、「ヒアリングや質問をして持ち帰って入力して、再度提出してチェックを受ける」というやり方は時間が掛かり、利害関係者(ステークホルダー)の相互理解も進みません。

大事なことは「現地で一緒の議論しながら、その場必要事項を決めてくる」事です。

すると、職員の「ヒアリングや質問力」と「文字表現力」の優劣で中身が決まってしまいます。

だから「ロープレ研修」を何回も経験してもらう事が必要なのです。今回の「コロナ不況」で今後顧問先は倒産廃業によりどんどん減少する事が予想されます。

団塊の世代の経営者が75才になり、後継者難からM&Aや清算廃業が増える「2025年問題」ですが、「コロナ禍」でそれも前倒しになりそうです。

いずれにしても320万社あると言われる中小零細企業が10%でも20%でもなくなれば、会計事務所の経営も大きく見直さなければなりません。

今の仕事の仕方で今後も生産性を上げ続けることは困難になるという事です。

それでなくてもRPAやクラウドの進化で「付加価値のない業務」は人に頼らない時代が来ています。

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●PMIであれ、経営改善、企業再生であれ、「強み」を活かした具体的な経営戦略で「事業の選択と集中」を進めるには、「SWOT分析コーチングメソッド」が不可欠です。

これまで会計事務所職員やコンサルタントを中心に毎年120名以上が学習している、国内唯一の「中小企業SWOT分析ノウハウ修得」のオンライン検定を是非ともご活用ください。

https://re-kentei.com/swot-basic-online.html

※SWOT分析スキル検定 初級コースの概要を解説した動画です。

 

 

●経営承継の可視化はPMIでも大変有効な武器です。経営承継可視化6つのアウトプットができるノウハウを学ぶ専門検定、それが「経営承継戦略アドバイザー検定 初級オンラインコース」です。

https://re-kentei.com/ms-online.html

※経営承継戦略アドバイザー検定 初級コースの概要を解説した動画です。

 

 

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