嶋田利広ブログ

中小企業のコンサルティング

企業内研修を円滑に進める記入事例つきワークとチェックリスト型

企業内研修やセミナー、又は経営顧問先でいろいろな演習やワーク、フォームへの記入をする事があります。コンサルタントは、フォームを用意し、クライアントや受講者はそのフォームに沿って記入してもらう訳です。しかし、相手のレベルや経験、語彙力によって、同じフォームに記入しても、中身が全く違ってきます。

例えば、「現状分析」に関するフォームを用意します。ExcelやWordでフレームをつくり、先方に記入してもらいますが、コンサルタントがリードし、詳細に一つ一つ教えて記入させないと現状分析の深堀はできないかもしれません。そこで、どういうワークの進め方が良いのか?

1、フレームを用意したら必ず記入事例をつける

白紙のフレームにはなかなか書きにくいものです。しかし書き方sampleがあれば、それをベースに書きやすくなります。しかもその書き方sampleの解説を、フォーム記入前にしっかり説明しておけば、受講者はそれに沿って記述していきます。この記入事例は、このワークの目的に沿った具体的な表現を意識してください。どのフォームへの記載も抽象論、総論の表記では、その後の研修はなかなか進みません。

2、チェックリストによるワーク

同じワークでも記述式のフォームに比べ、少し簡単なチェックリスト型もあります。これは研修目的に沿って、設問がありそれにチェック(○つけや配点ありの場合)し、そのチェック結果から、現状の課題を整理してもらう物です。課題整理はどうしてもアナログの記述式になりますが。チェックリストによるワークは研修だけでなく、セミナー(2時間以内)の途中で受講者にワークをさせる時にも有効です。眠気覚ましにもなるし、聞きっぱなしではなく参加型へ誘導できる事でも良いツールだと言えます。

3、企業内研修パッケージに必要なもの

以前もブログで紹介しましたが企業内研修パッケージに必要なものは

  1. 研修概要(この研修の目的と効果、開催概要、費用等)
  2. 研修カリキュラム(時間別の進め方)
  3. 研修テキスト(講義をする場合のテキスト、プロジェクターを使ってのテキストはあったほうが良い)
  4. ワークの為の空欄フォーム(個人作業をする為のフォーム。A3で書き込み式が多い)
  5. ワークの為の記入事例つきフォーム(こんな書き方をして欲しいという記入sampleがついたもの)
  6. その他研修でアウトプットしたもの
  7. 研修報告書又は感想文フォーム

こういう物を用意し、クライアントへ提案する事で、他の見込み客から受注できるようにします

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