生成AIを活用したキャリアパスでも十分なヒントになる
SWOT分析、KPI監査、採用サイト、AI活用、経営理念浸透型人事評価、事業承継「見える化」コンサルタントの嶋田です。
ちょっと前置き箇所がどんどん長くなっているのが笑えます。
さて「職種別等級別職能要件書」の元となるのが「キャリアパス」です。
職能要件書が生成AIで50~60%レベルのものが、2から3回のChatリレー(チェーンプロンプト)でできました。
だからキャリアパスもそうかなと思って作成したら、少し手こずりました。
要はキャリアパスに何をいれるかでやはりアウトプットが大きく変わっていくということです。
1,キャリアパスの定義を決めないととても抽象的に
金属加工業の製造部門で生成AIを使った「キャリアパス作成」にチャレンジしました。
具体的なプロンプトを入れる前に「金属加工業の製造部門のキャリアパスを出して下さい。」とChatGTPにいれたら、それはそれは一般的なキャリアパスが出てきました。
しかし、それでも使いようによってはヒントになりますけど。
キャリアパスのイメージが生成AIの認識とこちらの認識に違いが出た格好です。
2, Chatリレーを3回して、やっと50%レベル
その後、こちらが求める金属加工業の製造部門のキャリアパスの要件定義を詳細にプロンプトに落とし込みました。
すると、それなりのものが出てきました。
しかし、それでもちょっとイメージと違うものが多く、再指示文、再々指示文のプロンプトを出して、やっと50~60%レベルのこちらの想いに沿ったアウトプットになりました。
このChatリレーを繰り返さないと、最初から一度で「自分の思い通りのキャリアパス」は出てきません。
これはキャリアパスだけでなく、人事評価の職能要件書もしかり。
まだまだ勉強不足ですが、チェーンプロンプトと言われるものだそうです。
それを今猛特訓中です。
3,しかし、現場でのキャリアパスのカスタマイズ時間は大幅削減
それでも白紙のキャリアパスシートから、ヒアリングしながら作成することに比べれば、大きな進歩です。
既に言葉のイメージが出ているのだから、クライアントはこのワードをベースに考えれば言い訳なので。
コンサルティング現場で幹部に考えてもらい、アウトプットする時間は50%は削減できそうです。
しかも、コンサルタントはフレームだけを考えるのではなく、「書き方事例ヒント」まで前作業でできるので、非常に効率的なのです。
今回は金属加工業の製造部門でしていますが、これを営業部門、設計部門でも十分行けると思います。
2025年1月18日(土)の「生成AIを活用した経営理念浸透型人事評価コンサルティングノウハウzoom研修会」はお陰様で募集人員に達しましたので、締め切らせて頂きます。
参加者の方は当日、行動規範、人事評価項目や職能要件書プロンプトを入れてChatGTPやGoogleGeminiからどんなアウトプットになるかを体感してもらいます。
こちらのページもいかがですか?
無料電子書籍ダウンロード
「これを無料で渡すんですか?」と同業のコンサルタントがビックリしたマニュアルをご提供!各種コンサルティングマニュアルを揃えております。
コンサルティング現場実例ノウハウ
「こんな実例ノウハウを、こんな価格で売るって正気ですか?」と仲間のコンサルタントがあきれた「コンサルティング現場で活用した実例ノウハウ」があります。クライアントとの面談や会議で、また研修時に「見せるツール」しかも記入実例付きのリアルテンプレートを豊富に掲載。