嶋田利広ブログ

中小企業のコンサルティング

【検証済み事実】経営理念浸透型人事評価コンサルは「生成AI活用」でここまでできる

SWOT分析、KPI監査、採用サイト、経営理念浸透型人事評価、事業承継「見える化」コンサルタントの嶋田です。

 検証済み事実経営理念浸透型人事評価コンサルは生成AI活用でここまでできる.jpg

生成AIで「人事評価コンサルティング」がどこまでできるか検証をしています。

全てAIが完成形を出してくれるわけではないですが、とてもいいレベルの参考ヒントをもらう作業です。

そして実際のコンサルティング現場でヒアリングをする時の具体的なヒントが出ればと考えてトライ&エラーを繰り返しています。

そして今回生成AIだけで、「経営理念浸透型人事評価コンサル」の一定のレベルが対応可能だと分かりました。

詳細のプロンプトとchatリレーのプロンプトは2025年1月18日の「経営理念浸透型人事評価コンサルzoom専門研修会」で公開します今回の研修は生成AIを使った新たなステージになりそうです。

まだご参加を決めてない方、是非ご参加ください。

https://re-keiei.com/blog/recruitment/2113-2024-10-09-01-09-23.html

1,経営理念と経営基本方針があれば生成AIで行動規範が作れる

もしクライアントの企業で行動規範や自社版京セラフィロソフィーを構築したいなら、どういう進め方でおこなうか?

コンサルタントそれぞれのスタイルがあろうかと思います。

私もこれまでは、下記のような図表を経営者、役員幹部とヒアリングして埋めながら行動規範づくりを支援してきました。

241130_経営理念シート.jpg

このデザインシートで埋めた情報から、生成AIを使えばいとも簡単に行動規範が作成できます。

その行動規範の表現と実際との整合性を確認をすればいいのです。

但し行動規範にどのような目次にするか生成AIでお求めても良い答えは出ない(検証済み)

だから、そこはその企業の実態や経営者の想いなどから「行動規範の目次」を設定する。

 

2,行動規範から部門別の求める人材像をAIが作成

「経営理念・経営基本方針から目次別の行動規範を作成して欲しい」と言う指示文を出します

(この指示文以外にも適切なプロンプトが必要だが)

すると生成AIで行動規範の案が出されます。

その行動規範の中身は経営者、役員幹部とヒアリングしながら中味を精査します。

多くの場合生成AIの意見は普遍的な一般的な表現が多いので。

そして、その確定した行動規範の内容を受けて、

⑴営業部門の求める人材像

⑵製造部門の求める人材像

⑶工事部門の求める人材像

⑷総務経理部門の求める人材像

等、必要な部署に沿って行動規範から「部門別求める人材像」を出すよう生成AIに指示します。

医療福祉の場合なら

⑴病棟看護の求める人材像

⑵外来看護の求める人材像

⑶臨床検査の求める人材像

⑷入所介護部門の求める人材像

⑸通所介護部門の求める人材像

⑹支援相談部門の求める人材像

等のタイトルをつけて、求める人材像を生成AIに指示します。

この時も、こちらが求める基準の「人材像」を出してもらうには適切なプロンプトが必要になります。

 

3,部門別の求める人材像から、部門別の人事評価項目が生成

そして「部門別の求める人材像」ができたら、今度は生成AIに「求める人材像」から引っ張り出した「部門別の人事評価項目」を出すよう指示します。

ここでも適切なプロンプトがないと、ピント外れなアウトプットになるので要注意です。

例えば営業部門の求める人材像から捻出された人事考課項目は、経営理念・行動規範を反映したものであり、一般的な営業に求める事ではなく、その企業にしか求めない評価項目になるのです。

出来れば評価項目自体は10個以内に抑えたいです。

 

4,部門別の人事評価項目から、評価行動と採点基準が生成

部門別の人事評価項目が決まったら、評価基準を決めます。

この評価基準とは、一般的には下記のような点数の考え方だけを決めて、後即採点です。

5点は 相当模範的な行動内容で、ここまでしてくれるなら表彰したいレベルを指す行動

4点は 5点よりは劣るが、普通以上にかなり上級の行動レベル内容で貢献度が高い行動

3点は 普通に良いレベルの行動内容

2点は 求める水準より下回り、物足りないレベルの行動内容

1点は、はるかに行動内容が劣り、相当な指導教育が必要なレベルの行動

しかし、経営理念浸透型人事評価コンサルティングでは、この1~5点までの行動内容を人事評価項目別につくるところに意味があります。

そうしないと、いくら考課者訓練をしても「評価のばらつき」が是正されないからです。

そしてこの一つ一つの中身を今までは、一から経営者や幹部とヒアリングしながら作成していた訳です。

ところが生成AIを使えばその1点から5点までの採点基準の行動内容のある程度のヒントを出してくれます。

このヒントがあれば、コンサルティング現場でも質問の内容は的確になっていきます。

 

5,生成AIのヒントを持って現場に行けば、大きな時間短縮

この生成AIを使う事でコンサルティング現場が大きく変わりそうです。

例えば業務マニュアルの作成や規約規則づくり、業務フローチャートも生成AIからある程度のヒントがでます。

コンサルタントのクリエイティブティの箇所のヒントが生成AIでできるのだから、こればやはりヤバい時代が来たようです。

ただ生成AIはあくまでも一般論の域を出ないので、その企業の固有性はヒアリングの結果でしか反映できません。

それでもヒントがここまで具体的に出るのなら、コンサルティング現場での時間や事前のパソコン作業は大幅に削減できそうです。

 

2025年1月18日(土) 終日zoom研修である

『経営理念浸透型人事評価コンサルノウハウ専門研修会zoom』

では、実際のコンサルティング現場で作成してきた「経営理念浸透型人事評価コンサルティング事例」と生成AIで作成した事例や事前のヒントとの対比をしたいと思います。

生成AIを人事評価コンサルティングにどう活かすか検討の中の方にも大きなヒントがあるかと思います。

この機会をお見逃しなく。

https://re-keiei.com/blog/recruitment/2113-2024-10-09-01-09-23.html

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