カイゼン活動はやっぱり結果がでます

これまでいろいろな中小企業や病院、介護施設でコンサルティングをしていますが、決まって必ず導入するコンサルティングが「カイゼン活動」です。今更、カイゼン活動の説明は不要だと思いますが、QCやほかの小集団活動と違って導入が簡単で、結果が出やすい点が気に入ってます。

カイゼン活動で一番大事なのは、やはり「動機づけ」です。強制的に進めても、現場が乗ってきませんし、ボトムアップ型の運動なので、現場が参加しない活動は効果が出ないのは自明の理です。

もう20年コンサルティングをしている企業で今週、カイゼン活動の報告会をしました。ただし、報告会と言っても、毎月しているので、仕組みに入っている状況です。カイゼン活動導入時は、部門の責任者や中堅幹部までしか、カイゼンが出ませんでした。それも「カイゼン報告しなければならないから、とにかく出さねば…」といった感じです。変化が出たのは、カイゼンの結果が、自分たちの業務を楽にし、安全性向上、品質向上に直結したからです。 

いろいろな組織風土があるから、一概には言えませんが、末端まで浸透するのに1年くらいは我慢してやった方がいいと思います。そして、定着化させる最大のノウハウは、定着化するまで、誰かが定期的にコーディネートすべきだということです。任せっぱなしで継続できる中小企業は、そう多くはありません。カイゼン活動を指導するのがコンサルタントなら、その人が行い、もし指導者が会計事務所や社労士であってもいいと思います。カイゼンが定着化し、ボトムアップの雰囲気が出てきたら、コンサルタント冥利に尽きる感じです。

この指導ノウハウを多くのコンサルタントや、経営サポートをする立場の人にも活かしてもらいたいですね。

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