2025.9.27 生成AI素人のコンサルとしての受注活動の肝って、そこなんだ!
ある中小企業診断士からこんな質問を受けました。
「生成AIの事は普通レベルの知識です。しかし今後のクライアントへのコンサルティングや新規開拓をする時に、生成AIを実務で使いこなす必要があると思います。どうやったら生成AIコンサルティングの提案や受注ができますか?」
と。
この方は当社の「経営ナビAI」を使用されている方で、コンサルティング現場でも少しずつ経営ナビAIを使っているそうです。
そして、彼の悩みは「今後のコンサル受注や見込み客開拓において、生成AIをどういう企画でどうPRすべきか、それに自分自身がどう生成AIを学べばいいかが、分からない」と言う事です。
恐らく、多くのコンサルタントや会計事務所も同じような危機感を持っていると思います。
そういう方々が今後、生成AIをどう活用し、見せていくかを、中小企業経営者の視点に立って考えてみましょう。
1,そもそも、生成AIの事をよくわかっていない経営者や幹部が多い
どんなに生成AIが進み、AIエージェントが普通になるといっても、大多数の中小零細企業は取り残される可能性があります。
それは、大多数の人が動いた後に、やっと動き出す「レイトマジョリティ(追従者)」だからです。
こういう経営者や企業は一見、安全のようで多くの場合「機会損失」をする方々です。
そして、知っているのは
「生成AIは凄いらしい」
「生成AIはセキュリティに問題があるらしい」「
「生成AIはハルシネーション(嘘をつく)らしい」
「生成AIに依存すると人間がダメになるらしい」
「生成AIは何でも答えてくれる、魔法らしい」
と言うネガティブ意見や混乱した表面的な情報に左右されているのです。
「生成AIは今後必要になるかも?」という問題意識はあっても、実際には踏み出せない経営者もまだまだ多数派です。
2, 既存先には生成AI社内研修ニーズを受注
そういう「生成AI無理解中小企業」が圧倒的に多いのが現在です。
だから、「生成AIを超基礎編の学習をしたい」というニーズはあります。
ただ、コンサルタントや会計事務所でも、生成AIを遊び程度で使うレベルで「自分自身も生成AIの知識がないから、ヒトに教えるレベルではない」と躊躇しているようです。
普通に「Google検索の延長線上の使い方」しかできていないコンサルタントや会計事務所でも良いのです。
多くの中小零細企業は、それさえも使っていない場合があるから。
ノウハウがなくても、社内研修は出来ます。
それは、一緒に生成AIのテキスト(それこそ生成AIで作成し、パワーポイントにするだけ)を読み合わせするだけでも立派な研修になります。
そして、参加者と一緒になって、モニターでChatGPTでその場で生成結果を見せるだけでも1回目の研修の価値はあります。
更に、そこで「プロンプト」をChatGPTに考えさせ、そのプロンプトの質問に答えて、再度ChatGPTに回答を求める事でも十分です。
受講者経験として、受講者自身がプロンプトを入れて、生成させる経験に重きを置くだけです。
3,生成AIコンサルタントとしての学習の仕方
では、コンサルタントや会計事務所もどうやって「生成AIコンサルタント」としての知識やスキルを磨けばいいのでしょうか?
YouTubeでもいろいろなサイトで生成AIは学習できます。
しかし、どんなにYouTubeを視聴しても、それだけで人様の前で「生成AI勉強会」をするのはかなりの勇気がいります。
生成AIの基礎知識はYouTubeをレジメ化しても良いですが、問題はプロンプトです。
単発プロンプトなら、これもYouTubeで学習できますが、目的の生成物のレベルを上げるには、「チェーンプロンプト」知識が必要です。
私自身は最初は「生成AIの学校飛翔」のオンラインセミナーで学習して、オリジナルプロンプトづくりへと進化していきました。
また、その後(株)XOPと提携し、OEMで「経営ナビAI」を構築する段階で、生成AIの基本やプロンプトを学習しました。
ただ両方とも一般的な生成AIのプロンプトであり、経営支援や経営コンサルティングの為のチェーンプロンプトは教えてくれなかったので、自己学習でした。
そこで、読者の方が、経営支援専用のプロンプトをガッツリ習得したいなら、弊社の「生成AIプロンプトコンサルティングノウハウキット」をおススメします。
https://re-keiei.com/blog/generative-ai/2275-2025-8-30-ai.html
しかし、そこまではなく、少しライトに気軽に低価格で数回勉強したいなら
毎月弊社が開催している3,300円のオンラインサロンで生成AIのチェーンプロンプトが体験できます。
10月15日(水)18:30~長期経営顧問になる為の「Zoomオンラインサロン(経営計画系)」開催 - SWOT分析と経営継承可視化の専門コンサルタント RE-経営
11月17日(月)18:30~長期経営顧問になる為の「Zoomオンラインサロン(事業承継系)」開催 - SWOT分析と経営継承可視化の専門コンサルタント RE-経営
4,生成AIコンサルティングの専門家としてのブランディングをする出版
ここからは、本格的に生成AIのエキスパートとして、地力も認知度も上げる方法です。
それは「生成AIコンサルティング」について、出版をする事です。
ご存知の通り、本はなかなか売れません。
しかし、出す事に意味があります。
それはGoogle検索、アマゾンでの検索に出るだけでなく、講演受注や紹介受注でも「本を出している生成AIコンサルティングの先生」と言うブランディングになるからです。
生成AIを口にするコンサルタントや会計事務所は五万といます。
YouTubeでも相当な動画があります。
しかし、生成AIの専門書を出しているとなると、全然見方が違ってきます。
ただ、一人で生成AIの出版を出すのはとてもハードルが高い。費用、原稿、出版社、販売・・・等簡単でなありません。
そこで、2026年度「RE嶋田塾マスターコース」で、10か月間の訓練を受けながら、「生成AIコンサルティング事例集」を共著で出版する事を考えませんか?
内容な下記をご覧ください。
https://re-keiei.com/blog/generative-ai/2281-2025-9-12-2026-ai.html
5,生成AIコンサルタントとして小冊子制作と単独セミナー企画
出版後はセミナーのコラボもしやすくなるし、単独セミナーでも集客がしやすくなります。
また出版をしなくても、定期的な生成AIの小冊子を名刺先や知り合いに配布し続ける事で、独自セミナーの集客や営業も可能です。
ここでは「生成AIコンサルティング」のブランディングになる小冊子に作り方と配布についてお話しましょう。
先ず、「生成AIで業務改善できる事例集」をシリーズとして3~5作制作します。
しかもできるだけ自分自身のUSPに沿ったものが有効です。
イメージとしては
⑴第1部 基礎知識編(生成AIとは、使い方注意点、各生成AIの特徴、とりあえず便利な使い方等)
⑵第2部 プロンプト編(プロンプトとは、プロンプトの特徴、プロンプトの基本公式、プロンプト事例など)
⑶第3部 業務改善実装編(日報AI、人事評価AI、経営計画AI等の自分のUSPに合った実装事例)
⑷第4部 オリジナルカスタムChat制作編(オリジナルチェーンプロンプト公式と仮説検証、myGPTsの簡単設計と検証)
⑸第5部 社内展開編(社内課題改善のmyGPTs設計でトライ&エラー)
こんな感じです。
又は業種別とか、部門別とか、自分なりの切り口で構いません。
各部とも表紙、裏表紙含めて4~8ページにします。
印刷はラクスルなどのネット印刷を活用すれば、超ローコストで制作できます。
定期的に関係先に配布し、その記事には必ず「無料生成AI経営相談」を入れておきます。
この小冊子はそのまま、「生成AI社内プロジェクト」に使えるテキストに転用可能にします。
「生成AIコンサルティングの出版」をした後なら、こういう事もせずに一気に単独セミナーも開催し集客も可能ですが、そうでないなら地道に小冊子活動をおすすめします。
facebook広告、YouTube広告などSNS広告も悪い事はありませんが、成果につながるには時間もコストも掛かりすぎます。
結局、リアルな活動の方が手間がかかる分、成果までの道程が短いと言えます。
生成AI知識とプロンプト、テーマ別コンサルティング技術の基本を学ぶ100分、オンラインサロンはこちらから
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12月15日(月)18:30~長期経営顧問になる為の「Zoomオンラインサロン(人事系)」開催 - SWOT分析と経営継承可視化の専門コンサルタント RE-経営