2025.9.10 社福で生成AIプロジェクト始動
人事評価制度コンサルティングで3年契約でコンサルティングしている社会福祉法人で「生成AIプロジェクト」が始まりました。
これは先方経営者からの要望で「生成AIを幹部中心に法人で導入したいが、どうすべきかAtoZで教えてくれませんか?」と依頼がありました。
当然、毎月相当額の人事評価コンサルティング顧問料をいただいていますが、更に「生成AI活用プロジェクト」の顧問料が追加されます。
それでも経営者は生成AIを使って、業務の効率化を図りたいと考えているのです。
どうやって進めるのか?
1,何故、この社福は生成AIに前のめりになったのか
1月から人事評価コンサルティングの依頼を受けて、毎月1回終日指導をしています。
多種多様な職種がある社会福祉法人です。
人事評価も職種別に細かく作成し、その採点判断に使う行動基準まで具体化しています。
この職種別の人事評価と採点判断の行動基準も、経営者や役員と一緒に生成AIを使ってスピーディーに作成しています。
私から必要なチェーンプロンプトを提供し、経営者役員の眼の前で人事評価の職種別の詳細な判断基準が生成されるのです。
経営者も役員もその生成AIの使い方とチェーンプロンプトでの成果物を毎回目の当たりにしているので、「他の業務でも生成AIが使えるし、そのまま先生(私)にお願いする方が、法人の状況も分かってくれているので効果的だ」と思ったようです。
だから、何でもいいから生成AIを使ったコンサルティングを経験させれば、経営者は社員にもっと生成AIを勉強してもらい、業務改善や効率化が進むのではと思うのです。
2,生成AI活用プロジェクトとは、どういうスケジュールでどんなゴールを目指すのか
この生成AI活用プロジェクトは6回コースで年内に終わらせる予定です。
毎回4時間のプロジェクトです。
基本的なスケジュールは
1回目
1 生成AIの基本講義
2 経営ナビAIを各自に装着
⑴ ID PW 発行
3 経営ナビAIで「新規Chat」経験
4 経営ナビAIの「作業手順書AI」を使い、各参加者の必要業務をアウトプット
2回目
1 経営ナビAIでこの1か月経験した内容を報告(プロジェクターに各自投影して説明)
2 現場業務効率化の洗い出し
3 非効率業務を生成AIで改善するアイデア出し⑴
4 目的業務効率化をAIで「手順書作成AI」のプロンプト開発⑴
3回目
1 求人票AI作成経験
2 非効率業務を生成AIで改善するアイデア出し⑵
3 目的業務効率化をAIで「手順書作成AI」のプロンプト開発⑵
4 カスタムChatプロンプト設計図の解説
4回目
1 目的別生成AIのカスタムChat設計図作成
2 カスタムChat設計図の仮説検証作業
15:00 管理者勉強会
リーダーシップ10ポイント
5回目
1 各部門の新規の取り組み、新企画の洗い出し
2 各部SWOT分析AIで、強みを生かした戦略を立案
3 新規の取り組み、新企画のカスタムChat設計図作成
4 カスタムChat設計図の仮説検証作業
6回目
1 生成AI活用状況、生成成果物の報告
2 これからの生成AI活用の計画
このプロジェクトでは「経営ナビAI」の利用が前提条件になっています。
そうしないと無料版は直ぐトークンオーバーになるし、セキュリティがない。
また有料版はコスト面や管理面が不安。
「経営ナビAI」なら、普通にChatもできるし、内蔵プロンプトの目的別AIも業務に使えるので便利なのです。
この社福では経営ナビAIのビジネスコース(月額49000円(税別)で20名が参加。1人当たり2500円程度)に入ってもらってます。実際にChatGPT有料版より低コスト。
3,生成AI活用プロジェクトをクライアントに提案する時のコツ
経営者の多くは「生成AIには興味はあるが、どう導入すべきか」よく分からないという方が圧倒的に多いのです。
そこで、取りあえず「生成AI勉強会」を提案して、生成AIで何ができるか基本的な事を講義やChatGPT、Geminiを経験する「社内勉強会」を提案します。
これは無料でも低価格でも結構です。
そして、そこでアンケートを取り、参加者が生成AIに活用に興味があるという事実を取り付けて「生成AI活用プロジェクト」(期間が6日月)を提案します。
経営者も「幹部や社員が興味がない事」「取り組みたいと思わない事」を無理やり導入させたくないものです。
だから、そのアンケートは肯定的な意見が出るような誘導型アンケートにします。
この進め方は下記のブログに詳細に書いています。
https://re-keiei.com/blog/consultant-office/2279-2025-9-8-ai.html
最近「生成AIの基本勉強会」で使用しているテキスト
先ず関係先や見込み先の経営者に「生成AI基本勉強会」を提案しましょう。
今なら、かなりの確率で受け入れられるはずです。
経営ナビAIに加盟する方には、上記のテキスト(PDF)や講義動画をプレゼントします。
経営ナビAIの詳細はこちらから