職員が会議で発言しない本当の理由
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							何故、会議やカンファレンスで発言しない部下がいるのでしょうか?決して、職員のやる気がない訳ではありません。リーダー管理職が、その本質や心理に気づかないと、「うちのメンバーは誰も前向きな意見を言わない」と部下が悪いような思いを持ってしまいます。
意見を言わない部下の本音
では、実際に部下の本音は何でしょうか?整理してみました。
- 会議自体に意義を感じていないから
 - 何か言えば説教が始まるから
 - 下手に提案して、そのお鉢が回ってきたら嫌だから
 - 意見を言うと、会議の終わる時間が延びるから
 - 会議後、「お前へんな事言うな」と後から注意されるから
 - 意見を言っても、価値観が違うので、聞き入れてくれない
 - 意見を聞くだけで、具体的に決定してくれないから
 - 意見を言うと仕事が増えるから
 
もし、こういう本音を直接聞いたら、ガッカリしてしまいますね。
会議が面白くないと部下が感じる理由
いわゆる「会議が面白くない」「会議の意味が分からない」と言う部下の声があります。リーダー管理職は一生懸命に部下からの意見を引き出そうとしているのに、部下に声は違ったところにあるのです。
- 定型報告ばかりで、議論しない、
 - 企画や具体策が出ない。いつも似たような決定ばかり
 - 上司が一方的に進める。
 - 事前の根回しも宿題もなく、いきなり、意見を求められる
 - 笑いがない
 - 自由な意見を出す雰囲気でない。
 - 堅苦しい
 
大事な事は気分が前向きになるような演出や進め方です。結局、その是非は「笑い」に表れるのです。笑いがある会議が良い会議だと定義できそうです。
会議が上手くいく格言
2年前のある管理職向けセミナーで話した事です。会議が積極的になる、部下がドンドン意見を言ってくれる会議になる為の10の格言です。
- 笑いのある会議が、意見の言いやすい会議
 - 司会者は指名するだけでなく、意見が言いやすいように、ヒントや質問を行う
 - 司会者やブレストで、意見の相乗を演出し、議論が断片的にならないように工夫する
 - 参加者が意見を言ったら、必ずその意見の背景・根拠を発言させ、更に議事を進める
 - 物理的な原因(Why)を何回も追究すると、本当に実行できる、皆が待ち望んでいる対策が生まれる
 - 決定事項は、結果の対策だけでなく、プロセスまで決めないと、行動確率は上がらない
 - 議事過程は、ホワイトボード、プロジェクターを使って「見える化」すると参加意識が高まる
 - 1つの会議に何でもぶち込まない。目的を絞って運営しないと、時間ばかりかかり生産性は上がらない
 - 管理職、会議主催者は、「会議目的と会議生産性」を常に意識して会議運営をする
 - 決定事項は参加者全員に「見える」状況にする
 
あなたもこれで明日から「会議上手」に。
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