嶋田利広ブログ

コラム

地方には町医者型コンサルティングスキルが売上に直結する

あなたは「都市型のコンサルティングスキル」ばかりに眼がいっていませんか?

「都市型コンサルティングスキル」とは、

  1. 専門業種型
  2. 専門ノウハウ型
  3. 専門部門指導型
  4. 専門機能特化型 等々

 昨今はUSP(ユニークセリングプロポジション)=独自のウリが大事だと言われ、「何でも屋」から「特化型」こそ、これからの生き残りだと言われています。

でも、実際にはどうなんでしょうか?東京や大都市近郊で経営コンサルタントをしている方なら、「専門特化型」でも、該当する事業所数はたくさんあるでしょう。またそういう専門の競合もたくさんあるから、より「特化型」が求められるのでしょう。しかし、私のように九州のローカルで経営コンサルタントをするものにとって、「専門特化型」だけをPRしても、なかなかうまくいかないように思います。何せ、事業所数が都会のように多くありません。また、専門特化型でコンサルティングをすれば、必然的に広域営業になっていき、大変非効率的だし、とっても疲れます。

町医者型コンサルティング

移動時間も長いし、家族との夕食もままならないし・・・ 私は長年地方でコンサルティングをしてきて、気づいた事があります。それは、「何だかんだ言っても、地方では『何でも屋』的に対応しないと生きていけない」という事です。分かりやすく言えば、ある分野の強くて、引く手あまたのスーパードクターより、地元で患者とコミュニケーションが取れ、長年通院する「町医者」の方が地方にはあっているという事です。

町医者は決して、ある専門分野だけに診たりせず、あらゆる症状を診て、必要なら専門医を紹介したり、病院へ誘導します。町医者すなわち「掛かりつけ医」って、長いお付き合いですよね。長くなる理由は、ただ症状を治すだけでなく、いろいろ相談する事で、安心感も生まれるし、病気の予防についてもアドバイスしてくれます。

この町医者スタイルの経営コンサルタントってどんなカタチかなと考えました。手術ならどこどこ病院で行うけど、術後のケアは、掛かりつけ医に行きます。単発で終わるような治療なら、専門病院。 でも病気との長い付き合いや慢性的な病気なら、そのモニタリングはやはり町医者です。

だから、経営コンサルタントも町医者的にモニタリング(これを経営顧問と言う)を長く行うように持っていきます。もっと言うなら、単発プロジェクトや単発研修などはどこかの専門コンサルタントやコンサルティングファームに依頼すればいいのです。

しかし、長期モニタリングは地元のコンサルタントが担う事が大事だと思います。都会からちょこっと来て、高額なコンサルティングフィーを請求するコンサルタントもいます。しかし、あなたや私のように地元で活動する人間は、そんな契約スタイルはできません(これからの長いお付き合いがある地元だから)もしかしたら、ほどほどの金額を長年いただく「経営顧問」スタイルこそ、地方の経営コンサルタントの姿かもしれません。

それでいて、月間200万円の固定売上が出せるには、どうすべきか、という事です。

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