嶋田利広ブログ

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2025.4.24 社員の誰でもが気軽にAIを使える「法人向けGPT事業」が間もなく始動

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昨年末から生成AIのIT企業とのOEMで自社プロダクトの「法人向けGPT事業」を企画しています。

その概要がほぼ固まりつつあります。

この「法人向けGPT事業」の名前が「経営ナビAI」と言います。

 

会社の業務で生成AIからアイデアや回答をもらうのに、まだ個人のアカウントで情報収集している人が多いようです。

普通に個人が無料版や有料版を使ってChatGPTを使えば、その情報がオープンAI社に吸い上げられているリスクがあります。

だから他愛もない検索程度の活用なら問題ありませんが、自社の固有情報を入れてバンバン生成AIを使うと、どこでどう利用されるか分からないというリスクがあります。

だから、最低でもその法人内で使うなら、セキュリティが保たれている「法人専門のGPT」を使うべきなのです。

そして、このプロダクトを作ろうと思った背景は、今の有料版のGPT4oよりも、1人当たりのコストが安くつくということです。

これは、OEMの元の生成AI IT企業が「生成AIをより普及させるために低コストを実現」したからです。

しかもオープンAI社のChatGPT4oがバックで動いているにもかかわらず、セキュリティができている構造です。

また他のITベンダーの法人向け生成AIフォームと比べると教育サポート、料金も初期コストも安いことも一目瞭然です。

まあ、そういう事もありますが、この「経営ナビAI」で弊社は何を目指しているのか?

1,多くの社員が普通に生成AIを使う環境にして業務の効率化をサポートしたい

オープンAIジャパンの調査によれば、生成AIを使っている世代では35歳未満が70%らしく、多くの方はまだちょっと詳しい検索レベルで使ったことがある程度です。

アイデアだしや質問の回答では活用しても、業務の効率化や推論を使った利用方法となると、まだ皆無という中小企業が圧倒的に多いようです。

それは生成AIがどれだけ便利で、「悩む時間」「調べる時間」「考える時間」が大幅に短縮化される事実を経験してないからです。

せめて幹部以上が普通に有料版レベルで、調査分析からアウトプットまで作成できるようになれば業務が大幅に改善します。

「法人向けGPT事業」」はそういう、生成AIと縁遠い幹部以上が「生成AIの活用を身近にさせるお手伝い」ができるのです。

私自身も生成AIを使って「コンサルティングチェーンプロンプト」を開発し、とても業務の迅速化が進みました。

その成果を「生成AIコンサルティングプロンプト研修」として公開しています。

※6月14日(土)追加開催の「生成AIコンサルティングプロンプト研修zoom」の案内は下記です。

https://re-keiei.com/blog/81-generative-ai/2196-2025-3-28-6-14-ai-ai.html

 

2,テナント各社が自由にマイGPTsが作成できるように教育をしたい

この法人向けGPT事業 経営ナビAIはサブスクで法人単位で契約します。

何人使っても結構です。ただしトークンの上限があるので多くの方が大量に利用すると、追加料金でトークンを買う仕組みです。

その法人単位という事は、その法人の特性に特化したオリジナルの「マイGPTs」ができるようになっています。

しかもセキュリティがかかっているので、外部に情報が駄々洩れにはなりません。

この「マイGPTs」とは、その企業や部門の課題解決に生成AIのプロンプトを入れてアウトプットしていくと、そのノウハウやナレッジが蓄積され、より自社固有に実態に合った生成AIが使えることを意味します。

しかし、そのプロンプトの書き方が分からないという企業も多いので、テナント向けに定期的に低価格の「オンラインでプロンプトセミナー」を開始しています。

むろんテナント企業は何名でも参加できます(このセミナーはOEM先のIT企業が定期的開催し、テナントは低価格で参加ができます)

そうやって、普通の中小企業が普通に生成AIを使える環境を感がているのです。

 

3,「何をどう聞けばいいか分からない」から「先に質問が来る生成AI」

当社の「法人向けGPT事業」の「経営ナビAI」の特徴は、何をどう聞けば言いか分からないという方を想定したインターフェースになっています。

簡単に言うと「目的のカテゴリーのAIバナーをクリックすれば、AIから質問が来て、それに答えるとさらにAIがいろいろな情報を聞いてきます。それに答え続けると、必要な答えやアイデア、参考ヒントがアウトプットされるのです。

これは画期的だと思います。

生成AIをどう使うか分からない初心者の方には、こういう仕組みのほうが有効です。

実際の意インターフェースの画面はこんな感じです。

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まだまだ「専門AI」は増やしていきますが、生成AI活用の目的に応じて専用AIのバナーをクリックすると、AIからいろいろな質問がきます。

それに一つずつ答えていくと、最後のアウトプットが出てきます。

無論、その回答が納得いかない場合は何回も再質問が可能です。

こうやって、少しでも多くの社員がセキュリティを気にせず、「法人向けGPT」で生成AIを使いこなしていけば、創造性や業務効率に向上につながるのは明らかです。

そして慣れてきたテナントにはこの「経営ナビAI」内の自社AIでマイGPTsを作り、自社専用の自社だけのAI構築ができるようになります。

 

 

 

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