嶋田利広ブログ

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2025.6.5 会計事務所で生成AI実用研修を実施

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毎月支援している会計事務所の職員研修で、今回も生成AIを使った顧問先への経営助言の研修を行いました。

今回は弊社が7月にリリースする「経営ナビAI」の機能を使って、顧問先社長から一問一答式でヒアリングしながら、経営ナビAIに入力すると、20分後には第1次回答案が表形式で出る機能を使ってもらいました。

実際に監査担当職員が使ってみると、結構なアウトプットが出てきて、顧問先経営者との会話で経営助言が一気に進むことが確認できました。

1,まずは監査日報AIを試す

職員が毎日行っている巡回監査で、何をどう聞いて、どう指導しているのか?従来の日報だけではなかなか分からない事もありました。

それは書く内容が個人ごとにばらつきがあり、しかも税務に関すること以外はあまり情報収集していない職員も多いのです。

そこで「監査日報AI」というカスタムチャットAIを開発しました。

それには税務的な課題から、監査での小さな気づき、先方への宿題から、自分が次月に出す宿題、そして企業の相続や経営課題に直結するいろいろな課題の聞き出しが監査日報AIに含まれているのです。

監査担当者は「監査日報AI」からくる質問に一問一答式で答えていくと、最後に日報が整理され、所長AIがその日報に具体的なコメントを返してくれるものです。

実際にはその日報を再度、所長へ提出してもらうわけです。

これをまずロープレで私がある監査担当の3日前の顧問先でのことをヒアリングしながら監査日報AIに入力しました。すると下記のような

アウトプットが出てきて、監査担当者や所長も顧問先の情報が整理されます。

所長AIアドバイスは所長に代わって、この監査日報からアドバイスを自動でしてくれます。

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2,顧問先に提供する求人票作成AIを試す

次に人材募集をしても集まらない顧問先の求人票が、「心に刺さる表現で、自社の強みをアピールしているか」」というポイントから、「求人票作成支援AI」を使いました。

これも一問一答式でAIからくる質問にどんどん答えていくと、最後の募集要項とキャッチコピーや説明文等、採用ページやハローワークの電子版に詳しく書ける求人票ができます。

こういう表現があるのとないのとでは、反響が変わります。これを経営者が自分の頭だけで考えるのは難しい。

しかしAIの助けをもらえば、わずか20分でこのベース案が出来上がるのです。

下記は私がある監査担当者を社長役として3、社員募集に困っている企業についてAIからの質問をベースに「経営ナビAI」に入力した結果生成されたものです。

このまま、その顧問先に持っていくように指示しました。

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3、トークン不足の思わぬハプニング

監査担当者12名との生成AI実習研修で、全員が弊社の「経営ナビAI」に入っているカスタムチャットを使っていると、無料版を使っている職員がどんどんトークンオーバーで「数時間待ってください」とChatGPTからアナウンスがあり、止まってしまいました。

有料版を使っている3名はずーっとサクサク動いていましたけど。

そこで、この事務所の幹部も「全員が個人で有料版を購入するのは難しいから、嶋田先生の法人専用GPTである『経営ナビAI』に入って、全員が有料版を気兼ねなく使えるようにしないといけないですね」

と言われてました。

法人専用GPTである「経営ナビAI」は、専用のサーバーをもとopenAI社と情報を学習しないという契約の持ちにAPI連携しているので、セキュアが保たれています。

しかも、15名までなら毎月29000円(税別)というプロンプトがついて更に低コストの法人専門GPTです。

詳しくは6月下旬から7月にかけてにリリースされる「経営ナビAI」のご案内をご覧ください。

 

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