嶋田利広ブログ

「中小企業のSWOT分析指導の第一人者」が現場からお届け

6月9日 第6回RE嶋田塾の内容「求職者を増やすサイトづくり、短期退職防止コンサルティング」

SWOT分析、事業再構築、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。

 6回目RE嶋田塾内容.jpg

6月9日19:00~22:00の「6回目RE嶋田塾」では、当初予定していた「業務チェックリストコンサルティング」ではなく、「採用ホームページコンテンツコンサルティング」を行います。

「業務チェックリストコンサルティング」は7月に差し替えました。ご了承ください。

「採用ホームページコンテンツコンサルティング」は、「人材採用と離職防止」の為の各種コンサルティングです。

特に中小零細企業では「人手不足と短期退職」は益々深刻な経営課題になっています。

そこで、RE経営がクライアントに実践してきて成果があったコンサルティング実務を今回は公開します。

1、中小零細企業は「自社の強み」をPRしていない

多くの中小零細企業の公式ホームページは自社商品のPRや理念などは一生懸命に頑張っています。

しかし、採用ページになると、一部「先輩の声」位で後はいきなり募集要項(処遇、休日等)中心です。

その会社で働く魅力やメリット、求職者に刺さる表現はほぼ皆無です。

そんな採用サイトで、若手人材が反応するはずがありません。

しかも、自社の「小さな強み」「他社との違い」「ちょっとだけ拘っている箇所」の表記もありません。

これを言うと、経営者からは

「うちにはそんな自慢できる労働環境も福利厚生もないから」

と言います。

そうではなく、どこかのこだわり箇所を徹底的にコピーライティングするだけで成果はでるのです。

今回は「自社の強み21のチェックリスト」を活用し、事例企業がどんな書き方をしたかを見ながら、そのシートを塾生のクライアントに活かせるようにします。

 

2、若手人材が興味を示す採用ホームページコンテンツとは?

若手が興味を示す「採用サイトのコンテンツチェックリスト」を元に、クライアントに「不足箇所」を提示します。

この不足箇所は「採用ホームページ」の事だけでなく、「中期労働環境整備計画」の提案にもつながり、経営顧問の指導コンテンツにもなります。

採用サイトコンテンツチェックリストとは

⑴採用ページは大きく見やすくクリックしやすい表記か

⑵求職者の視線を意識した自社の「小さな強み」「小さなこだわり」を明記しているか

⑶「強み」や「こだわり」は心に刺さる表現を意識しているか(感情を揺さぶるワードがあるか)

⑷先輩が格好良く働いている画像やコメントがあるか

⑸若者が気にするハラスメント対策が入っているか

⑹若者が気にするSDGsやカーボンニュートラルなどの取組みは入っているか

⑺入社後6か月間の丁寧な教育指導プログラムが入っているか

⑻仕事内容や会社が力を入れている箇所を動画で解説し貼りつけているか

⑼福利厚生面、労働環境面で訴求できる箇所(例 トイレ、休憩室、食堂、各種支援など)は書いているか

⑽給与、賞与、各種手当で拘っているものを書いているか

⑾未経験者の従業員でも仕事を早く覚える仕組み(例研修、マニュアル、チェックリスト、動画類)を書いているか

⑿採用時の金銭的メリット(例 入社支度金、引越負担金など)はあるか

⒀募集要項には、無機質な書き方ではなく、説明文や訴求分などの枕詞を入れているか

⒁募集から採用までの流れを書いているか

⒂経営者の挨拶分は旧来のものではなく「若手が反応する表現」「思いが伝わる表現」になっているか

⒃従業員のやる気がある活動(例委員会、部活、プロジェクト等)、活躍している姿、それを会社が支援している仕組みを掲載しているか

⒄OJTという表現ではなく、年配の上司が若手を育てる具体的な技能教育制度、仕組み(例モデリング、リモート指導等)を掲載しているか

⒅子育て世代を具体的に支援する制度や仕組み(例高額子供手当、保育料補助、突発休日への対応など)を掲載しているか

⒆経営者、または管理者はSNSで定期的に社内の状況(特に求職者向け)を情報発信しているか

⒇面接時に求職者が「御社へ入りたいと思わせる」面談訓練をしているか

これら20項目を「採用サイトコンテンツコンサルティング」の中でチェックしながら、構築していきます。

 

3、離職対策を採用ホームページ上でPRする

離職者対策としての具体的な取組みを採用ホームページ上に記載するという事は、実際に行う必要があります。

ここでは、下記のチェック項目に沿って、体制づくりや仕組みを提案するようにします。

⑴新人入社時に「わが社のあるある」を先に説明し、人間関係で新人がいきなり衝撃を受けないようにしているか

⑵わが社の小さな取り決め、基本動作を明文化し、入社時だけでなく1か月ごとに再確認しているか

⑶入社6か月間は1on1ミーティングでメンタルケアをしているか

⑷下積みばかりではなく、最初から貢献できる仕事、認められる作業を用意しているか

⑸仕事を早く覚えるようにマニュアル、チェックリスト、動画を用意してOffJTを進めているか

⑹中長期で未来がイメージできるキャリアパスを作成しているか

⑺幹部には「コーチング」指導の仕方を教えているか

⑻新人でも自分の意見が反映されるカイゼン活動、マニュアル修正などの「具体的成果」をだせるようにしているか

⑼幹部リーダー向けに3M(モチベーション・モデリング・モニタリング)研修を実施しているか

⑽幹部リーダーにハラスメント研修を実施し、誓約書を毎年取っているか

 

この10項目を仕組みを入れる為にコンサルティングや研修を通じて「見える化」などの指導を行います。

 

4、採用ホームページと「離職対策」充実の為の6か月コンサルティングパッケージ

これらの「採用サイトコンテンツコンサルティング」を見込み客やクライアントに提案する為に、コンサルティングパッケージを作成します。

パッケージはフルパッケージとパーツパッケージでも構いません。

費用によって選べるようにします。

因みに弊社が打ち出しているものが下記です。

220526_採用サイトコンテンツコンサル6か月zoomパッケージ.jpg

 

これらのパッケージを提案し受注するには、流れがあります。

塾生の方には、

⑴6月27日㈪の「コロナ禍の人材採用定着化zoomセミナー」に、塾生自身と見込み客やクライアントが一緒に参加。ここで、これらの「採用サイトコ

 ンテンツ」を聞いてもらい同席した経営者にその必要性をアピール。

⑵セミナー後同席した経営者から感想を聞き出し、「どこから先に手を付けたいか」を確認する

⑶経営者のニーズに沿って企画提案書を提出(費用は塾生が判断。実施モデルケースづくりなら低料金でも可)

⑷スケジュールに沿って実施

先ずは必要性を理解してもらうために、セミナー受講が手っ取り早いやり方といえるでしょう。

 

「採用サイトコンテンツコンサルティング」のノウハウを活用して、既存の顧問先へのサービスアイテムアップや新規開拓につなげる活動をすることが肝要です。

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4月7日の新刊出版記念「コロナ禍の人材採用定着化セミナー」を開催し、多くの方に受講頂きました。

当日参加できない方も多く、再セミナーの声もありました。

また、第1弾では中小企業の「採用強化策のケース」をたくさん話しましたが、医療福祉の業界の看護師不足、介護士不足の「採用強化策と定着対策」もして欲しいという声も多くあります。

そこで第2弾は6月27日㈪18:00~20:30の夜の時間を使って「中小企業だけではなく、病院、施設の職員採用強化策と定着対策」を公開しようと思います。

更にビッグゲストとして、拙著の執筆協力であり、全国でも珍しい介護職の採用率・定着率を誇る、社会福祉法人恵寿会 グリーンヒルみふね統括施設長吉本洋氏を迎えたダブルzoomセミナーにします。

本書でも介護士を募集すれば直ぐ埋まり、なかなか職員が離職しないノウハウを自ら実践して成果を上げている施設長です。

本セミナーでは、看護師不足、介護士不足などの医療福祉系の成功事例やノウハウを相当ご紹介していきたいと思います。

詳しくは下記からお申込み下さい。

https://store.re-keiei.com/pages/recruitment-seminor

6月13日までにお申込みの方は、早期割引として50%offで受講できます。

220407_人材採用定着化セミナー案内QR.png

お早目お申込み下さい。

動画でも6月27日セミナーの概要を解説しています。

 

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