あなたの会社の「強み」をホームページに詳細に書いていますか？

SWOT分析、事業再構築、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。

いよいよ春が近づいてます。

世界では見るに堪えない惨事が起こり、コロナもなかなか収束しません。

それでも春はやってきます。

そして、どこかで一旦落ち着いたら、株価も消費も設備投資も反転する事でしょう。

すると、一気に仕事は忙しくなります。

そんな時、人手不足の上、求人しても人が獲れない事業所では収益回復もおぼつかなく、業績低迷にあえぐことになります。

ましてやそんな事業所に限って、採用サイトも全く魅力がありません。

「求職者の90％が採用サイトを見て、求職面接するか判断」している時代なのに、求職者が反応しない「採用サイト」が多いのが実態です。

求職者は何を見ているのか？

それは「その事業所の魅力は何か？」

です。

１、自社の魅力が全く伝わらない採用サイト

多くに事業所の「採用サイト」を見て、本当に魅力がないことの気づきます。

⑴普通の募集要項しか書いてない

⑵古い先輩（もう40代）の声しか掲載していない

⑶募集要項に小さな魅力や取り組みを書いていない

⑷労働環境の中で一つぐらいある小さなメリットさえも書いていない

⑸既存社員がどんな働き方をして、仕事にどんなやりがいを持っているのか書いていない

⑹経営者が労働者に対して、どんな気遣いや制度面の対策をしているのか、小さなことでもいいのに書いていない

事業所には必ず「小さな魅力」があります。

それを「そんなの普通だから」と見逃しているのです。

しかし、求職者には、そんな「小さな強み」でも、しっかり書きこめば魅力的に映るのです。

２、何故、小さな強みがあるのに、それを書かないのか？

先ほども言ったように「そんなの当たり前で普通だから」と経営者や既存社員が思い込んでいるのです。

しかし、新卒や中途採用者はそんなことを当たり前だと思っていないかもしれません。

また労働環境は厳しくても、それ以外の制度面での気遣いがあるなら、そこが「強み」になるのです。

ある製造業では、工場の建屋、設備、食堂、すべてが老朽化し、低収益もあって手を付けてない状態でした。

当然新しい人も採用できず、社員がどんどん高齢化していました。

社内の統制や組織として当たり前の事も出来ておらず、賃金も中の下で従業員も意欲なく漫然と働いている感じでした。

そんな企業のどこに「魅力的なワード」があるのか？

聞くと、給与は低いが責任も薄く、定時に帰れるという事でした。

だったら、このことを「強み」としてうたう必要があります。

●責任追及がきつくて、会社を辞めた方

●残業があって趣味やプライベートの時間を取られ、嫌になった方

●給与も大事だが、自分の時間を大事にしたい方

等の訴求が可能です。

後は入社した後に、新しい個別ケアシステムを行って、既存社員に毒されない新人教育を行う事です。

このように、角度を変えれば「小さな強み」はどの事業所にもあります。

それを書かないのは、そういう議論をするチャンスもアイデアも、これまでなかったからです。

それを引き出して採用サイトのコンテンツをかき出すのが、我々が行っている「採用サイトコンテンツコンサルティング」です。

３、「自社の強み」を引き出す12のヒント 

では、自社の強みとは、どういう点を深く考えていけばいいのでしょうか？

下記に我々が「強み聞き出しヒント」として活用している21項目を掲載します。

このように、小さく強みを分析すれば必ず自社なりの「強み」があります。

それを採用サイトに記載するだけでいいのです。

このような自社の「強み」を反映した採用サイトのコンテンツの作り方や、求職者が魅力に感じる「採用対策」の実例を紹介した拙著「社長、そんな採用サイトでは絶対にいい人は獲得できませんよ」が4月早々に出版されます。

それを記念して、この中身と実証例を解説する出版記念セミナーをzoomで開催します。

4月7日(木)13:30～17:00

このセミナーでは、「採用サイトに追加するコンテンツの作り方や実証例」を紹介。

4月に学習して、5月には求職者面接が増えることが可能です。

詳しくはこちらから

https://store.re-keiei.com/pages/recruitment-seminor

YouTubeでもセミナー内容を解説しています。