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⑦SWOT分析(弱み、脅威)

SWOT分析 「弱み分析」「脅威分析」。当社では、SWOT分析時において、「弱み」「脅威」をことさら深く議論しないようにしています。それは、中小企業において、ネガティブ思考を論理的にしたところで、何のアイデアも生まないからです。

「脅威」「弱み」はポイントのみ

 「脅威」「弱み」は改めてあら探しするまでもなく、ドンドン意見が出てくるだろう。もしかしたら、ヒントも不要かもしれない。

 「脅威」はいかにこれから市場が悪くなる可能性があるかをいろいろな角度から見る事である。「脅威」でも重要なのは、顧客の動きである。顧客も主要な大手顧客だけでなく、小規模の顧客でも、新たな勢力になる可能性のある顧客も含めて、声を聞く事である。「脅威」を検討する時、ことさら業界の未来を悲観する人がいる。それが大きな流れやトレンドなら仕方ないが、自社の努力不足を棚に上げて悲観論ばかり言う場合は、あまり聞き入れないようにしなければならない。前にも言った通り、マクロの動向が影響するような企業規模かどうかである。

 「弱み」は同業他社と比較して、どこが弱点かどうかである。これも先述の通り「悪い点」ではなく、「機会」に使えないネックの弱点に絞る。「弱み」とは 機会や可能性を攻めたいが、それを妨害する自社の弱点であるので、それ以外の「悪い点」「改善点」はなるべくはずして検討する。そうしなければ正直、時間のムダになるからだ。

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