嶋田利広ブログ

SWOT分析コンサルタント

SWOT分析を行うコンサルタントに必要なスキル

「SWOT分析はしたことがあるけど、失敗したらから…」「以前、コンサルタントに依頼してSWOT分析研修をしたけど、いまいちだった」

SWOT分析は有効かつ中小零細企業に合った戦略立案ツールですが、残念ながら、上記の感想を持つ経営者や管理者もいます。手法自体の問題ではなく、進め方の問題なんですが、一度失敗すると、その手法メソッド自体を否定されてしまう訳です。これはSWOT分析に限った話ではありませんが。

ただ、コンサルタントや経営支援の専門家が、付け焼刃でSWOT分析を行った結果、クライアントや経営者、管理者がSWOT分析を否定するのは、忸怩たる思いがあります。「何故、正しいSWOT分析の進め方をしなかったのか?」と。恐らく多くの人が我流でSWOT分析をしているのです。そして、その我流がせっかくの武器(SWOT分析)の効果を減殺しているということです。SWOT分析を上手くいかせる為には、コンサルタントに必要なスキルがあります。

それは

恐らく、多くの方はSWOT分析は知識とか経験とかが大事だと考えているでしょうけど、実はそうではありません。SWOT分析のコンサルティングで一番重要なのは、実は「聴く力」「聴きだす力」なのです。良くコンサルタントが間違うのが、「教える」事を念頭に置いてSWOT分析を指導します。

実は私も当初(SWOT分析を初めて20~30社位)までは、そんな進め方だったと思います。だから、あまり納得のいく効果がなかったと反省しています。SWOT分析をたくさんするうちに、 「おや、これは進め方が違うな」 「こんな進め方だと、お仕着せになり、効果がない」 とある時から、悩みはじめ、その頃流行り始めていたコーチング手法を取りいれました。すると、クライアントの参加者の意識が全然違うことに気づく、以来コーチング手法を使ってます。

SWOT分析やクロス分析の中身を、コンサルタントの知見の範囲でいかに教えても、相手の心には響きません。それは、クライアントのリアリティではないからです。クライアントは、あるべき一般論や業界の理想論が欲しくて、SWOT分析のコンサルティングを受けているのではありません。今の経営資源を活かし、強み、ニッチを探して、自社に合った自社固有の「勝てる戦略」が欲しくて、依頼されています。

だから、SWOT分析を行うコンサルタントに必要なスキルは、「相手の潜在的な情報や資源を、上手に聞き出し、点と点を結びつけるような誘導を行うこと」なのです。それを私は「SWOT分析コーチングメソッド」と呼んでいます。SWOT分析の基礎知識があれば、後は大事なのは、コーチング力と言うことです。コンサルタントの指導でできた戦略よりも、クライアントが自ら気付き、合点がいった戦略の方が当然行動力が高いので、実現性も高く、結果も出るのです。

SWOT分析コーチングメソッド」は書店でもアマゾンでも販売されている書籍なので、ご興味のある方はお読みください。 (当社のサイトでも販売しています)

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