嶋田利広ブログ

中小企業のコンサルティング

新入社員が入ったクライアントへ 入社時のOJT教育を「見える化」するコンサルティング

SWOT分析、事業再構築、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。

3から4月社長が喜ぶ見える化コンサルとは.jpg

4月になり、多くの事業所で新人が入りました。

大企業のようにじっくり新人研修に時間を使い、教育体系がある所は良いですが、多くの中小零細企業や医療福祉の事業所では「新人を潰しかねないOJT」があちらこちらで起こっています。

特に新人教育を現場任せにしている企業は、「正しい新人の育成ができず、偏った先輩に育てられ、偏った新人が出来上がる」事も多々あります。

そこで、そんな新人育成をしない為に、弊社が行っている「新人教育6カ月間スケジュール作成コンサルティング」をご紹介します。

1、新人別に確実に行う教育し、チェックしていく6か月スケジュール作成

新人を手堅く確実に育成するには、誰かに任せるのではなく「標準的な経験、作業段階」を計画的に進める必要があります。

しかも、どの上司についても同じ進め方にすることが「適切な教育」となります。

その為に弊社では新人(中途も含めて)が入社した時から「新入社員6か月間教育スケジュール表」の作成を支援しています。

このスケジュール表とチェックのお陰で「上司任せの教育」から「事業所の標準的な教育」が定着し易くなります。

その実例が下記です。

220402_新人教育6か月間スケジュール改.jpg

灰色の部分が予定で、実施したらそこに日付を入れます。

このフォームに沿って、ヒアリングしながら埋め込んでいきます。

 

2、これから新人が感じる職場の矛盾を先に教える

最近の新人教育では、職場の人間関係についていけず、いとも簡単に退職してしまう若手も多い

それは先に「職場のあるある」の出来事を教えず、免疫をつけておかない為に「心のダメージ」が大きいからです。

しかも最近は「〇〇ハラ」とか「ブラック企業」とか、直ぐレッテルを貼る傾向があるので。

そこで弊社が指導しているのは、幹部に「わが社の先輩上司のあるある」を新人に入社後早い段階で何回も指導するように教えています。

1の「社内補助学習」の7にある「新人がOJTで悩む15項目」を月1回は指導するように指導しています。

220402_新人がOJTで悩む15の事前教育.jpg

このケーススタディと対応法をベースに、他に「あるある」があれば記載していきます。

 

3、新人用に作成した作業別業務チェックリスト作成

先ほどの6か月スケジュールでも「〇〇チェックリスト」というものが多数ありました。

これは新人が行う作業を先ず「チェックリスト化」して、それを教えて作業をしてもらうものです。

先輩が教える時、言葉だけではなく、チェックリストに沿って教えること新人の吸収力は一気に高まります

チェックリストは下記のようなものをコンサルタントがヒアリングしながら、作成して「文字化」していきます。

写真は先方に用意してもらいます。

220402_チェックリスト事例施設.jpg

このチェックリストがあるお陰で、実務教育がスムーズに進みます。

 

4、チェックリストと動画で「予習→実習→復習」の繰り返し 

このチェックリストとそれを説明する動画を今準備中です。

これをセットにして「予習→実習→復習」を繰り返していきます。

例えば、「新人教育6か月スケジュール」で来週に「〇〇業務を経験してもらう」となったら、事前にチェックリストの説明と動画を見せておきます。

これが予習です。

そしてOJTで実践します。

それが終わったら、

●事前に学習したチェックリストや動画と実際にやってみて何が違ったか

●次回同じ作業をするならどんな点を注意するか

を毎日振り返りをしてもらいます。

そうする事で、教育スピードが3倍になり効果も出てくるのです。

 

こうやって「新人教育の見える化コンサルティング」を2月位から進めておくと、クライアントに貢献するでしょう。

 

 

 

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