2026.8.28 「毎回ゼロからのテキスト作成」から完全脱皮!Claude CodeとCopilotで実現したRE嶋田塾12テーマ・スライド一括自動生成の裏側

2026.8.28 「毎回ゼロからのテキスト作成」から完全脱皮!Claude CodeとCopilotで実現したRE嶋田塾12テーマ・スライド一括自動生成の裏側

ClaudeCodeでRE嶋田塾テキスト一括作成.jpg

2021年コロナ禍で対面研修が難しくなった時期に立ち上げた「RE嶋田塾」も、気づけば通算60回の節目を迎えました。

本塾では毎月1回2.5時間、

「クロスSWOT分析コンサルティング」

「KPI監査コンサルティング」

「根拠ある経営計画書コンサルティング」

「事業承継の見える化コンサルティング」

「経営理念浸透型人事評価コンサルティング」

「ジョブ型職能要件書・職務基準作成コンサルティング」

「医療・福祉経営コンサルティング」

「採用ページ・求人票コンサルティング」

「チェックリスト・スキルマップコンサルティング」

「カイゼン活動コンサルティング」

「生成AI活用コンサルティング」

「経営顧問・経営会議支援コンサルティング」

といった12のコンサルティング技術テーマを約1年から1年半のサイクルで体系的に講義しています。

しかし、長年続けているからこその切実な悩みがありました。

いくらベースとなる過去教材があるとはいえ、毎回直近の現場事例や最新動向をアップデートして提供するため、同じテキストをそのまま使い回すわけにはいきません。

その結果、毎月テキスト作成のために膨大な時間を割かれ、「毎回いちいち手作業で作る」作業に追われていたのです。

今回は、このテキスト作成地獄から脱皮すべく、Claude CodeとCopilotを連携させて12テーマ分のスライドを一括自動生成させた実践プロセスとノウハウを余すところなく公開します。

1. コンサル・会計事務所あるある「過去の資産はあるのに毎回ゼロから作ってしまう罠」

中小企業を支援する経営コンサルタントや会計事務所のMAS担当者、あるいは社内マニュアル作成に頭を抱える経営者なら、一度は次のような光景に身に覚えがあるのではないでしょうか。

顧問先での経営計画策定会議や、翌週に迫った幹部向け研修会の準備。「確か1年半前にも似たテーマで研修をやったはずだ」と過去のフォルダを漁り、前回のパワーポイントを開く。

そこまでは順調なのですが、開いた瞬間

「このデータは古い」

「直近の支援先A社で起きたリアルな失敗事例を追加したい」

「制度改正に合わせて文言を変えなければ」

と手直しが始まります。

気づけば過去スライドの切り貼り、フォントやレイアウトの調整、グラフの貼り替えに追われ、丸一日があっという間に溶けてしまうのです。

ある会計事務所の支援現場でも、同じ悲劇が起きていました。

所長が過去に作成した素晴らしい「資金繰り改善マニュアル」や「経営会議運営シート」があるにもかかわらず、最新の顧問先の実情に合わせようとするあまり、担当スタッフが毎回パワーポイントを一から作り直していました。

過去の良質なノウハウという「蓄積資産」と、日々生まれる「最新の事例・データ」が別々に散らばっているため、それらを統合する作業が属人化し、結局「毎回いちいち手作業」という非効率なループから抜け出せなくなっていたのです。

 

2. 【実践ステップ1】Claude Codeに専用フォルダを読ませ、12テーマのプロンプト&スライドを一括生成

この不毛な作業から完全に脱皮するために踏み切ったのが、ターミナル上で高度な自律動作を行うAIツール「Claude Code」の本格導入でした。

これまでの生成AIのようにブラウザ上で1回ずつ指示を出すのではなく、PC上のローカル環境にある実データを直接読み込ませる仕組みを構築したのです。

具体的な進め方は極めてシンプルです。

まず、Claude Codeに読み込ませるための「専用フォルダ」をひとつ作成しました。

その中に、過去数年分にわたる「過去のスライドデータ」と、直近のコンサル現場で得られた「最新の事例記事」「Excelデータ(受講生アンケートや改善実績数値など)」をすべて投入します。そして、Claude Codeに対して次のような命令を出しました。

「このフォルダ内の過去データと最新データを照合し、RE嶋田塾で扱う12のコンサルテーマ各回の講義スライドを生成するための『最適なプロンプト』を12個自動作成せよ」

これにより、まずはスライドを生成するための高品質な設計図(プロンプト)が12個一気に仕上がりました。

続いて、そのプロンプトを順番にClaude Code自身に読み込ませて実行させることで、12テーマ分の講義スライド構成とテキストが一気に立ち上がってきたのです。

もちろん、最初の一発ですべてが完璧に仕上がったわけではありません。

データの読み込み漏れや表現のブレを修正する対話を重ねるなど多少の時間はかかりましたが、それでも白紙からスライドを毎回手作りしていた頃に比べれば、作業工数は比較にならないほど激減しました。

 

3. 【実践ステップ2】デザインの弱さはCopilot(Office Agent)で一発解決!

ただし、ここでひとつの現実的な壁に直面しました。

それは「Claude Codeが出力するパワーポイントスライドは、論理構成やテキスト内容は完璧だが、ビジュアルデザインが今ひとつ野暮ったい」という点です。

エンジニアリングや論理思考に強いAIであるがゆえに、出力されたスライドは文字が詰め込まれすぎていたり、色使いやレイアウトのメリハリが欠けていたりと、そのまま受講生に見せる講義資料としては物足りない状態でした。

そこで登場するのが、Microsoftの「Copilot(Office Agent)」です。役割をきっちり分担させました。

  • Claude Codeの役割: 膨大な過去資産と最新データを統合・分析し、論理破綻のない緻密なスライド構成案(骨子と原稿テキスト)を一括でまとめ上げる。

  • Copilot(Office Agent)の役割: 生成された粗削りなスライドデータを読み込ませ、見出しの配置、箇条書きの整理、図解化、全体のトンマナを視認性の高いプロ品質のスライドデザインへと一発で整える。

最近のCopilotのスライド整形能力は格段に進化しており、Office Agentに指示を出すだけで、受講生がパッと見て理解できる洗練されたデザインへと瞬時にブラッシュアップしてくれます。

この「論理構築=Claude Code」×「視覚整形=Copilot」という適材適所の連携ワークフローを確立したことで、12回分の本格的な講義テキスト・スライドが短時間で見事に完成しました。

 

4. 過去の知的資産を武器に変え、本来のコンサルティング現場へ戻ろう

資料作成やスライド修正は、本来私たちが顧問先に提供すべき本質的な価値ではありません。

コンサルタントや会計事務所、あるいは経営者の真の価値は、現場でクライアントと向き合い、対話し、意思決定を後押しすることにあります。

過去に積み上げてきたテキストやマニュアルといった良質な資産を眠らせず、最新のデータと掛け合わせてAIに料理させる。

そしてデザインの清書までをツール連携で自動化する。

この環境が整えば、これまで資料作りに奪われていた膨大なエネルギーを、そっくりそのまま顧問先の課題解決や新たな付加価値作りに注ぎ込むことが可能になります。

「毎回いちいち手作業で作る」ルーティンから脱皮し、過去の知的資産を最大の武器へと変えていきましょう。

 

【現場で使える本物のコンサルティング技術と事務所経営を学ぶ】

RE嶋田塾では、今回ご紹介した生成AI活用をはじめ、長期経営顧問を獲得し続けるための実践ノウハウと実例テンプレートを毎月体系的にお伝えしています。

▼「RE嶋田塾」の詳細・お申込みはこちら

https://store.re-keiei.com/pages/re-shimada-course-2

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