コンサルタント養成講座が教えない事実とは?
世の中には、多くの「コンサルタント養成講座」があります。その多くは、ノウハウや専門知識を教えるものです。そして、これまた多くのコンサルタント起業を目指す方は、「コンサルタント養成講座」で、ノウハウや知識を学べば、「コンサルタントとして稼げる」と思っています。そのこと自体は、決して間違いではありません。ただ、「どんなコンサルタントになりたいか」次第で、選択する「コンサルタント養成講座」は変わってきます。
1、マインドセットだけを教える「コンサルタント養成講座」
コンサルタントとしての具体的な技術というより、考え方、行動指針精神を教える講座もあります。ここも大事なポイントですが、技術や知識が欲しいコンサルタントに取っては、いまいちです。また、マインドセット中心の「コンサルタント養成講座」では、具体的なアウトプット(現場コンサルティング実例)が貰えず、高い養成講座後の割には、「セミナーだけで終わった」というケースが多いです。
2、専門知識偏重型の「コンサルタント養成講座」
多くの「コンサルタント養成講座」は専門知識や技術を教えます。
例えば
「Webマーケティングコンサルタント」
「営業力強化コンサルタント」
「働き方改革コンサルタント」
「物流コンサルタント」
「飲食業コンサルタント」等々
既に、コンサルティングをしていて、自分の知識幅を増やす為ならかなり有効な講座と言えます。しかし、この知識提供型は「単発コンサルティング」や「単発研修」の形式が多いのも事実です。
3、多くの養成講座ではもらえないもの
- コンサルティング業務の進め方、
- コンサルティング受注の仕方、
- コンサルティング商品の開発の仕方
- 研修の進め方 等々
いろいろなノウハウや簡単なマニュアル、一部の事例の「紙テキスト」はもえらますが、実際の現場コンサルティングで作成した「たくさんの実例データ」Excel、Wordなどは、なかなか貰えません。それは、コンサルタント会社自身が「ノウハウの根幹部分であり、高額なセミナーやコンサルティングを受けない限り門外不出」としているからです。しかし、受講者が一番、欲しいのは、そのリアリティある実例のデータ(アウトプット)です。
4、長期経営顧問の継続ノウハウが、どこも浅い
多くのコンサルタント養成講座は
「すぐ稼げる」
「素人でもすぐできる」
「すぐ、一人前になる」
等と、心地よいキャッチコピーを掲げています。確かにノウハウとしては、その通りですが、それができる方は極一部と理解すべきですね。また、多くの講座は、「コンサルティングプロジェクト」や研修、単発指導を中心としたノウハウです。当社のような「10年経営顧問コンサルティング」などの、長期の経営顧問を前提としたノウハウやスキルの提供は少ないようです。
5、多くのコンサルタントは、長期コンサルティングを教えられない
長期経営顧問は、いろいろなケースを経験していて、しかも10年以上20年以上の経営顧問を何社の経験し、しかも現在も続てている方しか、語れないものです。理論は誰でも話せますが、実践ができてない方の話は、やはり空論です。今後、必要なスキルは「クライアントと長期に、2世代に渡って経営サポート」ができるコンサルティングです。
それがコンサルタント自身の生産性の安定性をもたらすし、クライアント経営者から「本当の信頼」を頂けるからです。私もいろいろなコンサルタントを知っていますが、1社の継続顧問が10年以上を10社近く維持しているコンサルタントはそうそう多くありません。
6、現場を見せてくれない「コンサルンタント養成講座」
コンサルンタント養成講座は、ほとんどが座学や一部ロープレなどの演習が入ったカリキュラムです。しかし、受講生が見たいのは、実際の現場でどんなコンサルティングをしているのか、です。しかし、そういう場面はコンサルタント会社の社員として入社し、先輩に随行してみない限り、経験できない事です。でも、もし「コンサルタント養成講座」で、リアルな現場コンサルティングを学習できたら最高の教育機会でしょうが、ほとんどのコンサルンタントは他人に自分の現場を見せません。それは、
「無様な現場になったら格好悪い」
「教育の為に協力してくれるクライアントがいない」
「他人に見られると緊張してしまい、ぎこちなくなる」等々
受講生は、「うまくいかない現場」の学習材料ですし、「さすが」と言われる現場も
学習材料です。
7、唯一、現場を何回も見せる「SWOT分析スキル検定 マスターコース」
私が主宰している「SWOT分析スキル検定マスターコース」は、実際の中小企業経営者を呼び、受講者の目の前で「SWOT分析から経営計画書、アクションプラン」まで作成する場面を、半日掛けて実施します。
- その場でどんなヒアリング技術を使っているか
- PC入力がどうしているか
- ファシリテーション技術はどう使っているか
- 実際の経営者の反応はどうか
これを年間数社経験し、後半から「ヒアリング」「ファシリテーション」「PC入力」を私と一緒に経験して貰っています。こういう、直接の経験が可能なのは、「マスターコース」という特別のプログラムに参加が必要ですが、「リアル体験」ほど受講者に効果的な事はありません。
※「SWOT分析スキル検定 マスターコース」は年間5名までしか対応しません、2020年度は後2名で受付終了です(1年間の受講コストが約200万円かかりますので、覚悟のある方のみしか対応しません。ご希望者は、当社までメールでお問い合わせください。私との面談の上で受講可否を決めます)
コンサルンタント起業者やコンサルティングの幅を広げたい方は、自分の指向性やビジョンに応じた「コンサルタント養成講座」を選択すべきですね。
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