コンサルタントの「本物」と「偽物」の分かりやすい違い

どの世界にも「本物」と「偽物 」がいます。一般的にどんな基準で、「本物 」と「偽物」の区別をするので しょうか?

「信用できると思ったのにウソ ばっかりだった・・・」

「口車に乗ったら、全くダメな  人だった・・・」

「高い費用を払ったのに、仕事 が支離滅裂で、トラブルだけ残った・・・」

中小企業の経営者には、コンサ ルタント業界に、多少なりとも 不信感があるのは事実です。それは過去に、このような仕事 をしてきた輩がいるからです。しかし、このようなトラブルを 起こし、クレームを残したコン サルタントが必ずしも「偽物」 とは限りません。クライアントとの行き違いや、 方向性の不一致もあったでしょ う。契約書に、書かれた内容以外のものを要求されたかもしれませ ん。もしかしたら、そのクレームを 起こしたコンサルタントにも、 相応の言い分があるはずです。

コンサルタントとしての「本物 」と「偽物」の違いは、そんな クレームが起こったかどうかで はありません。更に私もそうですが、30年間 も仕事をやっていて、350社 以上のコンサルティングや研修 、スポット指導をしていると、 正直クレームの一つや二つはあります。全くクレームを起こさないコン サルタントなんて、いないと思 います。 そんなスーパーマンがいるならあってみたいです。

また「コンサルティング能力」 で「本物」と「偽物」の違いを 図る尺度もありますが、それも 的を射ていません。まだ駆け出しのコンサルタント とベテランのコンサルタントは 知識差、経験差があって当然ですから。 経験豊富なコンサルタントが 「本物」で、経験が浅いと「偽物」と言う定義は成り立ちませ ん。

 コンサルタントとしての「本物 」と「偽物」の違い

 ではコンサルタントの「本物」 と「偽物」の違いって何でしょ う?私は「基本姿勢」「基本動作 」の違いだと思っています。「基本姿勢」でいえば、本業の コンサルタントに、全身全霊を 掛けているかどうかが、一つの 基準です。副業やマージン収入、ダーティ -な金銭授受がある人は、仮に 能力があっても「本物」とは言 えないですね。 また自分の非を認めない、良い 恰好をする為に「ウソをつく」 ような人もやはり、偽物です。

また「基本動作」では、約束の 時間を守らない、やるといった 事をしない、報告をしないなど も「本物」とは言えないと思い ます。逆に、経験は浅くても、能力は いまいちでも、クライアントの為に東奔西走する姿勢、ウソを つかない、約束を守る、報告をするなどの「基本的な」事を大 事にしている人は、確実に「本 物」になっていくと思います。

私が過去知っている多くのコン サルタントの中には、基本を守 らない為、脱落していった人が たくさんいます。そしてそんな人に限って「自分 は悪くない、悪いのはクライア ントだ、上司だ」などと、うそ ぶきます。

しかし結果として、コンサルタ ントとしても、クライアントと の契約にしても、長期間のお付 き合いがないという事が、すべ てを物語っています。

 だから私の「本物」と「偽物」 の基準は

「長くやっているかどうか」

「長期継続契約のクライアント がどの位の割合でいるか」

で見てしまいますね。

どの業界も同じですが、「基本姿勢」と「基本動作」は、本物 になる為の条件のようです。

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