2025.11.11 コンサル起業をするなら、最低限この4つの継続力がないと失敗する?


これまで150名以上の経営コンサルタントの盛衰を見てきました。
そして今でも長く活躍し、経営顧問を維持しているコンサルタントにはいろいろ共通な事があります。
これは姿勢そのものであり、決してコンサル技術や経験だけで決まるものではありません。
しかし、時流のコンサル技術を持たないと「人間力」だけで、コンサルティングを続けるには、今の時代は厳しい。
その中で必要な行動を重視していくことで「長期経営顧問」につなげていく必要があります。
では、20年以上継続し、それなりの生産性が維持できているコンサルタントに共通している4つの要素とは何か?
1,1つの得意技から最低3つの強み分野を構築している
先ずは自身の「得意技」を明確にして、それをUSPにします。
「得意技」とは、経験値のある業務やノウハウを深堀することです。
それは過去の職歴で「経験済みのノウハウ」と、いろいろな研修を受ける中で「深い興味と探求心を持って既にノウハウ収集しているノウハウ」です。
これから学習する事もそれが深い探求心があるなら、USPに育っていくでしょう。
「深い探求心」とは、そのUSPにつながるコンサルティングが「好きである」ことです。
好きだからどんどん上手になっていくのです。
そして、そのUSPから最低でも3つのコンサル分野を「強み」にする事です。
1つの「得意技」は差別化やセミナーのメインタイトルになり、集客やブランディングに効果を発揮します。
「3つの強み分野」は一度顧問契約や研修などでお付き合いが始まったクライアントに対して、別途提案が可能で、「継続性」を出す武器になります。
「3つの強み分野」があることで、プロジェクトの提案のバリエーションが増えるし、顧問でのマンネリ対策にもつながります。
この「3つの強み分野」を育てるには、ノウハウ習得学習と合わせて「指導実例データ」を収集します。
それがクライアントへの説得材料になるからです。
「3つの強み分野」を育てないなら、今の顧問先に『無料』で提案して、まずは実例を作ることが大事です。
2,先手先手で経営課題の提案をプログラム化
経営顧問として、飽きられるコンサルタントは「受け身型」です。
経営者から相談されたら答えるスタイルだと、正直長くは続きません。
経営者が抱えている課題、組織の問題、経営戦略などを「先手先手」で提案する必要があります。
その経営課題は日ごろの経営者との面談である程度分かっているはずです。
毎月の経営会議では取り上げない課題でも、積極的に提案して、時には経営会議を変えても構いません。
そして、今こそ「生成AI」を使って、経営課題に対する対策企画書を出して、経営者に検討を促します。
そしてその企画書には「今後3カ年のコンサル支援の中身」も入れる事で、長期支援を経営者に意識してもらう事にもつながります。
3,時流の課題と根源的な課題を同時に指導している
「両利き経営」という言葉を耳にしますが、コンサルタントもまさに「両利きコンサル」が必要です。
それは「目先の課題を解決誘導するコンサルティング」と「理念浸透、組織風土改善や人材育成、財務強化などの時間のかかる長期課題の支援」を常に同時進行する意識が大事です。
単発コンサルティングやスポット研修で終わるコンサルタントの多くが「目先の課題を解決誘導するコンサルティング」です。
元々、それが目的で契約したかもしれませんが、目的達成が終わればそこで契約終了です。
長期経営顧問をしているコンサルタントはほぼ「「理念浸透、組織風土改善や人材育成、財務強化などの時間のかかる長期課題の支援」の経営会議や社長面談をしています。
今なら「生成AI活用での課題解決」が目先にコンサルティングになるので、「生成AIコンサルティングの使い手」になることをブランディングすることは必須かもしれません。
4,会議参加だけでなく、経営者面談に重きを置いている
契約が続かないコンサルタントは開催するプロジェクトや会議だけに参加する方が多いようです。
確かに契約上はそうでしょうが、中小企業はもっとウエットな関係が必要です。
会議前に経営者と情報共有の面談をして会議の内容やプロジェクトでの経営者の希望をヒアリングする事です。
会議が終了したら、会議の内容を含めて経営者の意向を把握して、次回会議に微調整したり。
結局「会議での指導」以外の「個別面談」がとても大事なのです。
これら4つの継続性が「長期経営顧問」につながっていく秘訣だと思います。
実際に私自身10年以上の経営顧問先(8社)ではこういう事をやっているし、36年間継続収入が3000万円以上継続した理由もそこにあります。
この手法は「RE嶋田塾」でもこのあたりの詳細なノウハウを毎回提供しています。
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