「部下が育つ魔法の言葉」
「眼から鱗の話し」
先週24日、ある社会福祉法人の責任者リーダー向け研修をして来ました。45名の責任者リーダーが2時間、私の講義を真剣に聴いてました。このセミナーは毎月行っており今回で4回目です。今回のテーマは「部下が気づく・ヤル気が出るコーチングマネジメント 【答えを即教えるな!質問と論理で部下は気づく】でした。要は、部下に考えさせずに、直ぐ指示するから部下が考えず、同じ間違いをすると言う事です。更に、どういう質問やヒントを与えれば、部下が自ら考え、自ら答えを出すか、その技法も詳細に話しました。
コーチングについてはいろいろな流派があります。実は私はコーチングの認定資格は持ってません。産業カウンセラー資格はもっているので、カウンセリング理論から、コーチング研修やセミナーを展開しています。介護施設の責任者リーダーは、毎日忙しくバタバタしている中で、部下に考えさせるより、自分で働いて、自分で汗を流す方が楽だと考える人が多いように思います。すると、職務権限の移譲や仕事を任せる事が苦手で、事前の根回しや段取りもできず、いつもそのチームは忙しく同じミスを繰り返すような事が起こります。そこで、コーチングマネジメントを行う事で、上司がイチイチ指示するだけでなく、部下に考えさせ、部下に答えを求め、部下に行動の約束まで取り付けるようになります。そういう実例や仕掛けをじっくり話しました。そして、補足の意味で、「ドロシーローノルト博士の【子供が育つ魔法の言葉】」を紹介しました。これは、1つ1つがなかなか深い言葉で、特に子供を持った女性は感じ入ったようでした。
要は「良いことも悪い事も子供は自分の鏡」と言う事。一部一節を紹介しましょう。
- 子供に任せると子供は責任感を持つようになる。
- けなされて育っている子供は人をけなすようになる
- とげとげしい家庭で育っている子供は乱暴になる。
- 叱り付けられてばかりいる子供は「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう。
- 微笑みかけると微笑を返してくれる。やさしく思いやりを持って育てれば子供はやさしい子供に育つ。
- 子供は皆違うのだ。人との違いを生かすようにしたほうがいい。
- この子はこの世にたった一人しかいないのだ。「他の子と同じ」であることにあまりにもとらわれていないでしょうか。
これらの言葉を「子供」から「部下」に置き換えてみて貰いました。
コーチングとは、相手の存在価値を認めるところから始まるように思います。
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