「グレートリセット」でフィフトラに対応

SWOT分析、事業再構築、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。

グレートリセットとは、2021年のダボス会議で使われた言葉です。

コロナ感染拡大、気候変動、行き過ぎた資本主義、多極化する世界など、根底から思考を変える時代になったという事です。

第2次大戦後一定の秩序のもと世界は安定と繁栄を享受をしてきたが、ここにきてそれが崩壊するかのようなショッキングがかつ凄惨なことがヨーロッパで起こっています。

これが否が応でも「グレートリセット」のアクションが早まるきかっけになりそうです。

 

まあ、そんなマクロ的な事は専門家に譲るとして、本稿では、同じグレートリセットでも、ヒトの仕事の仕方のグレートリセットについて述べたいと思います。

ここ最近の大企業、メガバンクの人員削減のニュースの中でその対象は主に「50代をターゲット」にしています。

一番、カネのかかる50代が狙い撃ちされているのです。

後ちょっとで「定年と年金」という安定した老後を期待しているのに、その先の道筋が寸断されている状態です。

 

ここでいう「グレートリセットでフィフトラに対応」とは、

「50代のリストラが増える時代に、これまでの職業観を一からの見直し、新しい仕事を創り出す」

という事になります。

「30代、40代の全力疾走から、流しながら続ける50代、終着点の60代」

そんな今までの労働価値観が崩れているという事です。

１、自分と向き合うのがつらい50代

仕事を始めて30年もなれば、自分のスタイルも固まっているし、自分の限界、世間の厳しさ、そして自分のダメな点、もう変われない点もよく分かっています。

だから、自己分析をすることが結構つらいと感じる方も多いようです。

●自分が何が残せたか

●自分の経験、スキルは誰かが求めているのか、それとも誰も求めていないのか

●頭も固いし、今更新しいことのノウハウもスキルも覚えるのはきつい

●自分の労働市場の価値はあるのか

●この会社だから何とか、仕事ができたけど、今更新しい職場では適応する自信がない

こんな思いの50代は多いはずです。

世間の流れ、時代の変化と自分の価値が合わないことを一番知っているのは本人です。

だから、リストラなんてされずにこのまま最後まで定年を迎えたいと感じる方が多いのは当然です。

しかし、今の企業はそんな50代にとても冷たいのです。

 

２、セカンドキャリアを発見する為に行動

これからはおそらく70歳まで元気に働くことが求められます。

できれば75歳くらいまで。

すると、50歳としても後20年～25年というという途方もない時間が残っています。

これは残っているというよりはまさに「グレートリセット」しないと、続けられない年数です。

そこで、これまでの経験や知識、興味をベースに「セカンドキャリア」を発見する必要があります。

「セカンドキャリア」を考える時の基本は、「自分の強み」から拡大解釈する事です。

仮に不況業種で長年やってきたとしても、その中のニッチな分野は、どこかの業種では求められているはずです。

 

話は変わりますが、顧問企業において多くの中途採用者の職務経歴書を見ていて思う事があります。

たくさん書いているけど中身の説得力がないという事です。

経験の数や携わってきた事、管理してきた事ではなく、具体的に「直接実施してきた事」が判断材料です。

しかし、多くの転職者特に大企業でマネジメント経験のある方は、「直接実施してきた事」を書いていません。

中小企業で欲しいのは、「直接実施してきた事」なんですけどね。

 

３、パーソナルSWOT分析で「自己再発見」

では、今後フィフトラの人がセカンドキャリア発見、転職、起業をする時，どんな自己分析が必要か？

おススメは「パーソナルSWOT分析」です。

これは長年、私が個人向けに指導してきたノウハウであり、弊社の登録商標です。

先ず「自分の強み」をしっかり分析します。

そして、今後「転職や起業」で狙う業種や分野を「機会」ととらえます。

その「機会」に直接的に使える「強み」を掛け合わせて、「パーソナル積極戦略」の中でUSP（独自のウリ）を決めます。

このUSPこそが職務経歴書に記載する「独自の売り込み情報」なのです。

拙著「最適なキャリアデザインのためのパーソナルSWOT」

この書籍に詳しくノウハウは記載しています。

 

 

４、個別zoom面談で「パーソナルSWOT分析」を指導

これから転職をする予定の方、

セカンドキャリアをどこに絞るか決めたい方、

起業を考えている方、

はたまたコンサルタント起業を目指す方に、

弊社では「個別zoom面談でパーソナルSWOT分析の指導」をしています。

多くの方は自分の頭だけで考えていきますが、実は誰かにコーチングしてもらいながら進める方が「頭の整理がしやすい」のです。

そこで、この個別zoom面談が必要になってきます。

しかも、こういう分野で多くの知見のあるコーディネーターだと安心して相談できます。

この面談はだいたい２～3時間の中で私が直接zoomでヒアリングしながら「パーソナルSWOT分析」を確定していきます。

これまでも100名超のコンサルタント起業者や独立起業者、転職希望者に対して実施してきました。

自分の将来像のイメージがつかめるだけでも、気分的には安心できます。

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1回の個別zoom面談は77,000円（税込）です。

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