嶋田利広ブログ

コンサルタント事務所経営

コンサルタント事務所の見込み客管理とフォロー

コンサルタント事務所も一般企業と同じく、顧客管理は需要です。ただ、ちょっと他の営業会社と違うのは、「プッシュ型の営業」はやりにくいという点です。多くのコンサルタントは「プル型・引き寄せ型」で相手から依頼が来るようにする為に「種まき営業」をします。人脈交流で頑張ったり、紹介を貰ったり、セミナーを開催したり…

そこでコンサルタント事務所の「顧客管理」の仕方を今回は考えたいと思います。

①面談した方、名刺交換した相手へのフォロー

一般には年賀状程度が中心ですが、ここでワンプッシュします。メールアドレスに「名刺交換した後のご挨拶メールを送ると同時に、『もしよかったら、当社のメルマガでもご購読いただけたらありがたいです。メルマガの登録ページは●●●●です。今後とも宜しくお願いします」見たいに、その中の何軒かでもメルマガ会員になってもらう事です。面談した相手なら口頭で「メルマガ会員になってください」と依頼しても構いません。この場合、メルマガの主張と相手が合っている必要があります。

②セミナーにきた方

セミナーに来たという事は飛び込みでもない限り、何らかの申込書があるはずなので、継続的にフォローします。セミナーのタイトルに沿ったコンテンツをFAXやメールで定期配信します。この定期配信が「プル型」の営業活動となるわけです。

③何年もあってない名刺先

原則メールやSNSで情報提供するので、こちらから断捨離する必要はありません。ただ、年賀状などはもしかしたら、整理する必要があります。

この見込み客管理で大事な事は、「相手から忘れられない」事です。相手が覚えててくれれば、「この問題の相談は…ああ、あの人がいたな。相談してみよう」と思い出してくれます。実際には当社でもまだまだできてない処が多いんですが、いかに継続的に有意義な情報コンテンツを送り続けるかです。セミナーがあればその案内は送れるので接点は持てます。

セミナーや企画ものをしていないコンサルタント事務所は、コンテンツを作って定期配信する仕組みを自分で構築する必要があります。当社で行っているフォローはこういうメルマガやブログと動画コンテンツです。たまに「溜めたメルマガを再編集して無料レポート」にして会員や見込み客に送る事があります。

どんなコンテンツをどう作り置きしておくかも、顧客フォローには大事ですね。

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