嶋田利広ブログ

コンサルタント事務所経営

2026.1.20 生成AIファースト経営にコンサルも税理士もシフト

生成AIファーストコンサルティング.jpg

 

先月の日経ビジネスのタイトルが「AIファースト経営」でした。

AIを戦術として使うのでは、企業経営の真ん中に生成AIを位置づけして、AI活用が普通にできる時代が来たという事でした。

この記事を読んだとき、我々コンサルタントや税理士、社労士も「AIファーストコンサルティング」に舵を切らないと生き残れないのでは、危機感が出てきました。

日経ビジネスの記事にある大企業が実装している生成AIは、我々が行っている「テキスト型のプロンプト」に留まらず、アプリやシステムとして導入しています。

では、「生成AIファーストコンサルティング」とはどういうものか?

1,Google検索の延長線上の使い方からの卒業

多くの方の生成AIの使い方は何か調べものをする際に、情報プロンプトを入れて詳細な回答を得るという使い方です。

少し進んだ方でもAIで議事録やパンフ、レジメなどの作成に使っている。

Google検索の延長線上で「生成AIを使ってますよ」という事で満足していると、一気にこの時代に波に乗り遅れる事になります。

生成AI活用の次の段階を目指すべきですね。

 

2,情報収集だけでなく生成AIにアウトプットまでさせる

多くの生成AI活用は情報収集です。

我々一人のコンサルタントや士業の知識より圧倒的に優秀で多面的な回答をしてくれますから。

でも実際の経営会議や幹部会議での会議生産性を上げるとなると、情報を出すだけでなく、実際のアウトプットをその会議の場で出すことが必要になります。

例えば、営業戦略で特定のターゲットを決めて、販促や攻め方の方針をAI案から決めたとします。

するとその場で「ターゲット用提案書」や「商品企画案ビジュアル」を作成する方が、会議後即行動に移せる訳です。

今までのように「では、企画書を今月末までに営業課長が作成して、報告してください」と曖昧な決定事項では終わらせない。

これをコンサルタントが誘導して、眼の前で生成されたアウトプット案が出ると、そこで使ったプロンプトなどがそのままヒントになります。

まさに会議生産性が一気に上がる支援であり、コンサルタントの有用性を見せる場になります。

 

3,必要なマニュアル、規則、ルールはその場で生成

経営課題を検討する際に様々な新ルールができる事があります。

その時、そのルールが社員に徹底させるための規約案やビジュアルをその場で作成すれば、理解度が増します。

また、技能伝承や業務のマニュアルも「作成しておいてください」というだけでなく、その場でプロンプトを入れて、技能の概要を聞き出し、生成すれば、「生成AIを使ったマニュアルづくり」の仕方を経営者や幹部がイメージできます。

とにかく、会議のその場で必要なものどんどん生成していくことです。

 

4,業務改善のアプリ開発支援ができれば、「AIファーストコンサルティング」 

経営会議や幹部会議ではテキスト型のプロンプトで生成AIからのアウトプットは出てきます。

問題は業務の効率化には、パソコンやスマホで利用可能なシステムやソフトが必要です。

いわゆるITベンダーが開発したDXツールを使う事が一般的な「DX化」です。

これまでのIT導入補助金もそういう事に助成されました。

だからこの分野は専門の「DXコンサルタント」や「ITベンダー」の業務でした。

ところが、生成AIの登場で「ノーコードで業務アプリ」が素人でもできる時代が来ました。

完全な素人では無理でも、あまり予算をかけなくてもアプリ開発が自社でできる時代です。

我々コンサルタント、士業もクライアントの課題解決や業務効率化のアプリ開発支援ができれば、本格的な「AIファーストコンサルティング」と言えるのではないかと思います。

弊社も生成AI草分け的はベンダーと契約し、研修で業務アプリ開発が入ったプログラムを保持しています。

4月以降発表される「AI助成金」に準拠した研修プログラムであり、業務アプリ開発の入り口まで入ったカリキュラムになっています(ノーコードで簡単なアプリ開発ができる動画研修)

 

いずれにしても「生成AIファーストコンサルティング」の時代になってきました。

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