嶋田利広ブログ

コンサルタント事務所経営

50代早期退職者の独立起業戦略⑵「機会分析」

facebookカスタムネイル早期退職で独立起業⑵機会分析

独立起業の準備として、自身の使えそうなスキルやノウハウである「強み分析」をした際、「そのスキルノウハウが使える分野・市場・ニーズ・業種」などの可能性を整理したはずです。 「強み」は分かっても、それを活かせる市場・ターゲットを決めないと、独立起業の戦略は描けません。 「機会分析」とは、自分のスキルノウハウ経験を必要としている企業や個人は、どんな課題を持ち、どんなビジネスを考えているかを、じっくり考える事です。  

1、強み分析から、それが活用できる「市場やニーズ・課題を持っている事業者や個人はどこか」を導き出す

前述の自分のスキルノウハウの棚卸シートから、今度は一つ一つの「強み」を必要としている市場や業者、個人の課題をあぶりだします。 そのフレームが下記です。  

独立起業強みと機会

 

左の質問に対して、中の「あなたの具体的な強み」を書いたはずです。 そして、一つずつの「強み」に対して、右側の「その強みが活かせる分野・市場・顧客特性」を記入します。

ここでも、どれだけ具体的に掘り下げる事ができるかが課題になります。 掘り下げ不足は、ターゲットが決められず、USP(独自のウリ)の表現も曖昧になってしまいます。 いかに固有名詞で書くかを意識してください。  

2、建設経営コンサルタントの独立起業での「強みと機会分析」実例

1回目と同じく、建設会社から経営コンサルタントに転身した方の事例を紹介します。 下記の事例を見て貰うと、一つ一つの強みに対して、「具体的な中小建設会社の現場的なニーズ」が分かると思います。 このような掘り下げが、後々の独立起業にブランディング戦略やアクションプランに好影響していきます。  

独立起業強みと機会事例

「強み分析」の堀り下げは、50代に早期退職者が過去何をしてきたか、どんなアウトプットを出してきたかが勝負です。 そして「機会分析」では、そのノウハウやアウトプットを欲しがっている事業者や個人は誰か、を特定していきます。 これらが重なった時、その人自身の「独立起業成功戦略」が描けるというわけです。

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