嶋田利広ブログ

コラム

【SWOT分析と事業再構築】やっぱり、顧客は対面を求めている?

 

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コロナ禍になっていろいろなものがオンラインなどの非対面型のなっています。

昔のような3密状態には戻らないのでしょうか?

ワクチンができても「ニューノーマル時代」の新たな仕事のスタイルのまま進むのでしょうか?

しかし、我々のコンサルティングでは決して全てはオンラインばかりにはなっていません。

確かに研修などはほとんどオンラインですが、経営者面談や個別のコンサルティングなどはやはり「対面型」です。

1、オンラインでは難しい経営判断のコンサルティング

経営判断が必要な経営者との面談では、オンラインはなかなか機能しづらいですね。

何故なら「経営判断」は会話の間、表情、醸し出しす雰囲気など対面でないと分からない五感と第6感があります。

例えば、

●金融機関との融資交渉が難しいケース

●新規事業・多角化への判断

●リストラや大幅な経営改革が必要な場面

●同族社員への処遇判断や割り切れない感情論

●新戦略の妥当性や今後の進め方の議論

こういうものは経営者の眼を見て、意向を確認して、一つひとつの提案や言葉にどう反応したかを見ながら会話が進みます。

だからオンライン会議のようなものはやっぱり難しいといえます。

 

2、新規の顧客とのファーストコンタクト

既に付き合いがある経営者とモニタリングやテーマ別研修などなら、オンラインも可能です。

しかし、初めて会う経営者に対してオンラインでは相手の集中力が維持できないし、こちらの意図も伝わりにくいでしょう。

現在感染拡大が低位安定で政府の海外渡航緩和、国内旅行促進の状況では、新規のファースト面談は「対面型」がベターです。

但し、また欧州のように感染拡大が起これば、当面オンラインに依存しなければなりません。

 

3、会議・研修や商品説明などはオンラインでも十分

今回オンラインで効果性が高いと感じたのは研修や商品説明、会議チェックです。

特に会議などは会わない方が短時間で有効な議論ができる事を実感した人は多いでしょう。

それでも全く会わないと人間関係やコミュニケーションの問題から「たまに出社」を求めている組織も多いようです。

研修では知識修得ならオンラインでも十分です。

実は今回のコロナ禍で当社も初めて「zoomによるSWOT分析ロープレ」を相当数開催しました。

オンラインでどこまでロープレ研修ができるか最初は半信半疑でしたが、これが結構使い勝手が良くて、評判も高いのです。

プレゼンテーション研修や知識修得だってオンライン十分です。

という事は商品説明もオンラインで十分だという事です。

個別面談でカウンセリングなどもオンラインで十分です。

 

オンラインで十分な事はアフターコロナでも続くでしょう。

しかし、オンラインでは伝わらない「判断」の部分は、コロナ禍でも対面型かもしれません。

 

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