
6月5日にTKC静岡会で、巡回監査士向けに「SWOT分析研修」をしてきました。
静岡に足を踏み入れたのは初めてです(浜松では何回か仕事をしたけど、これまでは東海道新幹線で通り過ぎるだけ)
約80名近くの税理士や巡回監査士が集い、真剣にSWOT分析の理論と実例に耳を傾けていました。
多くの会計事務所でSWOT分析をすると、そのほとんどは表面的な聞き出しや最初から「答えありきの積極戦略」で、強みや機会を後付けする事が多いのが実情。
我々にリアルなクロスSWOT分析の手法やアウトプットを見せると、「ここまで落とし込むのか」と感嘆されます。
逆に言うと、表面的なクロスSWOT分析は正直、つじつま合わせのお遊びに過ぎないのに、無駄に時間を使って、「SWOT分析をやっています」と言っている監査担当者が多いのです。
では、どんな感じでクロスSWOT分析セミナーを行ったのか?
1,SWOT分析の本質
代表的なSWOT分析は「強み分析」×「機会分析」=「積極戦略」という公式。
特に我々のクロスSWOT分析は「弱み改善」には眼を伏せ、「強み特化型」で小さな強みをどんどん広げていくパターンです。
そしてその「強みリソース」を「機会分析でのニッチターゲット」に向けて、マネタイズしていく詳細計画を「積極戦略」で明記します。
だから、「小さな強み」を引きだす深堀コーチング、「ニッチな機会を引き出す」5W2Hコーチングが不可欠。
SWOT分析に知識が多少あっても、深堀コーチング質問、5W2Hコーチング質問ができないとファクト中心のリアルな分析はなかなか難しいです。
多くの税理士やコンサルタントがSWOT分析を使っても、いまいちなのは知識ではなく、この「深掘りコーチング質問」なのです。
そのあたりを徹底して説明したり、事例を紹介しました。
2.実際のSWOT分析からの「根拠ある経営計画書」実例
次に実際の業種別のクロスSWOT分析事例を説明しました。
「強み分析」も「機会分析」もどこまで詳細な情報を聞き出し、その掛け算である「積極戦略」事例、そしてその「積極戦略」から出た具体的な商材を「おカネ」に変える手法も説明しました。
「積極戦略」は「強みを活かして、この強みに興味を示す具体的なターゲットに対してリアルな商材をぶつける」ことです。
だから、その商材は個数、単価、原価、それに対する経費、KPIなどの数値設定まで行かなくてはなりません。
我々にクロスSWOT分析は具体的な商材に落とし込むことで、「根拠ある経営計画書」の数値に直結します。
事例では酒造メーカー、コロナ前の観光ホテル、コロナ最中の美容院チェーンのクロスSWOT分析と根拠ある経営計画書事例を解説。
実際にクロスSWOT分析から出た商材が、どんな形で収支計画に反映されるかイメージができたと思います。
3,「SWOT分析から収支計画に直結する事に感動」
研修後、事務局の税理士先生達と懇親会を開き、情報交換をしました。
ある税理士先生は
「SWOT分析から出た具体的な商材を収支に入れる方法が分かって、感動しました」
と言われていました。
これまで「SWOT分析はあくまでもSWOT分析」。経営計画書には参考にしても直結していなかったという事です。
しかし、本来のSWOT分析は中期計画や経営計画書に数値に直結する事で、その意義がより鮮明になります。
SWOT分析で「強み特化型経営」を打ち出し、その「強み」を中期計画や事業計画に反映させる。
「強み」のない中小企業はありません。ただその掘り出し方を知らないだけです。
経営者は会計事務所職員から、「深堀コーチング質問」や「5W2Hコーチング質問」をしっかり受ければ、必ず「潜在的な強み事実」や「ファクトのニッチニーズ・ニッチ市場の機会分析」ができます。
クロスSWOT分析を徹底して学びたい方へ、私嶋田が構築した国内唯一のSWOT分析専門オンライン検定があります。
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