嶋田利広ブログ

「中小企業のSWOT分析指導の第一人者」が現場からお届け

応募したくなる募集要項の書き方

何故、多くの病院や介護施設、歯科医院の採用の為の募集要項は、こうも形式的で面白くないのでしょうか?

  職種、給与、休日、福利厚生…

こういう条件面だけ書けば、人が集まるわけではありません。

もう少し採用で成功している企業の募集要項を参考にしてほしいですね。

一般的な募集要項と比べて何が違うか?

それは「ストーリー」が入っている事です。

 

例えば、福利厚生を訴求する為に「当院ではスポーツのチームがあって、皆和気あいあい楽しんでいます」と写真付きであります。

スポーツの為に入職するのではありません。

仕事の為に入職する訳です。

ただ、ストレス解消や仲間とのコミュニケーションの為にはスポーツの福利厚生は大事と言う理屈は分かります。

しかし、そういうコミュニケーションが苦手だったり、そういう「明るいスポーツ大好きっ子の集まり」見たいはちょっとした強制感に嫌気を持つ人もいるわけです。

そこで、ストーリです。

例えば、

「ちょっと人付き合いやコミュニケーションが苦手だったA君(作用療法士 28歳 独身)は、同期のS君と一緒に完全自由参加の〇〇同好会に参加しました。活発なS君と比べ、人見知りをするA君でしたが、〇〇同好会のバス旅行に行ってから、徐々に皆を打ち解けるようになり、今では職場でも笑顔で会話しています。実は、この〇〇同好会のメンバーのうち30%は人見知りの仲間たちです。だから、そんな仲間もいつしか心が打ち解けあえる風土を、法人としても大事にしバックアップしています・・・」

この書き方は、1人によくありがちな職員を主人公にして、福利厚生について書いたものです。

 

こういう「研修制度」をストーリーにもできます。

「正直、研修をあまり喜んで受けたくない歯科衛生士の為に、研修を受けずに技術や知識、接客力を上がる独自の教育システムを開発しています。休日や時間外の研修で、衛生士のプライベートな時間を奪いたくありません。しかし患者の為に技術教育は重要です。それを両立する為に、「動画視聴」と「複数のチューターによる日常会話型教育」をしています。「動画教育」とは時間がある時に10分使って、それぞれテーマ別の技術習得をしてもらいます。「複数のチューターによる日常会話型教育」とは、動画で学んだことや現場での困りごと、成長した点をフィードバックする「コーチング」を行う事です。当院の先輩はコーチングができるスキルを持っています・・・」

これは、研修や教育を嫌がる世代に、どうリアルのアピールするかを、書いたモノです。

 

このように「募集要項」にソフト面の書き方、求職者の思いや悩みを具体的に解決する「表現」をWebサイトに入れることで、求職者がイメージできれば、応微可能性が増えるという事です。

堅苦しいだけの表現を少し変えませんか。

 

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