印刷会社、広告代理店、Web会社は「人手不足ビジネス」でニュービジネスモデルへ

SWOT分析、事業再構築、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。

解説動画、2月28日夜からご覧頂けます。

空前の人手不足が続いています。

コロナ不況だからといって、求人ニーズは旺盛です。

企業は人材の争奪戦で、求職者に認知されて、いいイメージを持って貰わないと「面接応募」さえ来てくれません。

その中で「採用ホームページコンテンツ」と「離職防止の仕掛け」が注目されてるのです。

弊社がコンサルティングする業種の中には印刷業や代理店があります。

この2業種は構造変化の中で収益環境が悪化しています。

多くの企業が「Web事業」へのシフトを進めているのですが、差別化ができておらず、新規受注が厳しく利益率も思うような状況ではありません。

そこで、弊社が進めている「人材採用ホームページコンテンツ20」を、Webページ作成の付加価値に入れる事で「人材ビジネス」「見える化・動画化」などの商材受注ができるという事です。

１、ヒトが来る採用ページづくりに強くなる

まだまだ多くの中小零細企業の採用ホームページは魅力的なものではありません。

ホームページを見て求職者が判断する時代なのに。

しかし、ただ格好いいだけの「採用ホームページ」を作成しても、やはり求職者の反応は鈍い。

そこで「求職者は魅力を感じる採用ページの提案」を商品として入れます。

一般的なデザイン、コンセプト、コピーライティング等だけではなく、もっと具体的な「求職者が興味を持つ」その企業の「強み分析」を文字表現して、ストーリー性を持たせます。

イメージとしては「採用コンサルタントがあれこれ提案している」というより、「会社の仕組みづくりに提案する経営コンサルタント」のイメージです。

2022年4月に私が出版する「（仮称）働きたくなる会社の採用ホームページコンテンツ20」に書かれた実証済みのノウハウを印刷会社、代理店が「コンサルタント」として提案するわけです。

当然、初期段階では、それなりの指導教育を受けたり、実例サンプルをもらって提案しないとうまくいかないでしょう。

しかし、「人手不足は確実にビジネスになる」という事と、戦略的商材になるという事で、この業界も付加価値を狙うべきです。

２、教育の「見える化」「動画化」の提案商材をパッケージ化

中小零細企業が中途採用や新卒を狙う時、

どんな教育をしているのか？

どんなマニュアルがあるのか？

どんな制度があるのか？

これらは面接に来てから説明するでは、少し遅いのが今の時代。

採用ホームページの中で、「わが社の具体的な取り組み事例」としていろいろなものを「見せる化」すべきです。

弊社では下記の20のコンテンツをコンサルティングパッケージ化して指導しています。

こんなものを「提案商材の付加価値」として「人材ビジネスの専門家」を目指すと面白い切り口になるのではないでしょうか。

３、アウトプット型コンサルビジネスへの参入 

アウトプット型コンサルティングとは、「ヒアリング能力」さえあれば、コンサルタントの専門家でなくてのできるコンサルティングです。

上記の20のコンテンツは決められたシート・実例説明に沿ってヒアリングして、聴きだしたコンテンツを「見せる化」「動画化」してものです。

採用ページが濃いものになるだけでなく、その作成過程で企業の実情を深く知ることになります。

すると、その後のマーケティング提案、商材提案も見えてきます。

更に、印刷業や広告代理店が有能な人材を採用する時も「人材採用コンテンツコンサルタント」という募集もできることで、リクルーティングにもプラスに働くでしょう。

現代は小難しいコンサルティングより、「見てわかるアウトプット型コンサルティング」に対して経営者も反応しやすくなっています。

上記の「採用ホームページコンテンツ20」を商品化して営業する際も、まずはセミナーを開いて経営者を集め、「採用ホームページコンテンツ」の重要性を認識してもらいます。その後のフォローで受注していきます。

更に、見込み客管理や新規開拓の為に小冊子やメルマガ、SNSで「人材採用ホームページコンテンツ」に類するノウハウ、実例を出し続け、ブランディングと集客を図っていきます。

このビジネスはまずコンサルタント業界が取り組むでしょうが、コンサルタント業界はWeb制作や動画編集技術を持ち合わせていません。

そこに、コンテンツづくりとWeb制作、動画編集技術がそろっている印刷・広告代理店業界は、ワンストップサービスが可能なのも魅力的な理由です。