恐らく、経営者や上司に社員が聞いてくること、指示を貰いたいと思っている事の80％は、「そんなことでイチイチ俺に聞くな、自分でわかるだろう」「前にもやったでしょう。覚えてないの？」と言いたくなる「基本的な事」です何故、そんな基本的な事をイチイチ部下は聞いてくるのでしょうか？

「自分の頭で考えなさい」と思わず言いたくなることばかりですよね。それは、「業務の標準化」が「見える化」されていないからです。

でも決して、マニュアルを整備する事ではありません。マニュアルなんて、作成したことで自己満足されて、見返す事が少ない産物ですから。そこで、「チェックリスト経営」を考えて貰いたいと思います。

チェックリスト経営とは？

「チェックリスト経営」とは、何をするにも、「作業の順番が掛かれ、判断に必要な行動がチェックリスト形式でいろいろな所に、即眼の前で確認」できるようになっているものです。例えば、よく見かけるところでファミレスやコンビニ、ファストフード店のトイレには、「トイレチェックに伝票」見たいなものがあります。また、いつもの業務ではそう問題にならない事でも、緊急事態やいつもと違う状況の時こそ、「何を事前にした上で、上司の確認が必要か」をチェックリスト化すれば、事が早く進みます。このチェックリスト経営は、大きな捉え方ではなく、かなり小さい出来事をチェックリスト化します。

できればチェックリストの項目は10未満で、良く見える箇所に貼るか、掲示するか、いつも見える状況にする事です。何でも「チェックリスト経営」してみたら、いかがでしょうか。