嶋田利広ブログ

「中小企業のSWOT分析指導の第一人者」が現場からお届け

2025.4.5 生成AIコンサルティングプロンプト研修結果と参加者の声

4月4日生成AIコンサルティングプロンプト研修受講者の声.jpg

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4月4日、東京会場とZoomで終日開催された「生成AIコンサルティングプロンプト研修」が無事終了しました。

1日掛けて、私がコンサルタント現場で使っているコンサルティングチェーンプロンプトを紹介し、そのチェーンプロンプトを受講生が自らのクライアントの情報を入力して、生成物を出してもらうという「体験型研修」でした。

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参加者からは

●生成AIコンサルティングチェーンプロンプトを使えば、提案力が各段に上がる

●チェーンプロンプトでここまで生成できるとは驚き

●最初から完璧な生成はムリだが、第1次回答としては素晴らしい

●新しいコンサルタントのカタチが見えてきた

等の感想を頂いています。

参加者はコンサルタント、会計士、弁護士、事業経営者、大学教授(招待)の方々、20名でした。

このコンサルティングチェーンプロンプトは現段階で秘匿性の高いノウハウなので、15万円(税別)/名と言う高額研修にも関わらず、満席となりました。

それだけ多くの方が生成AIコンサルティングプロンプトに興味を持っているのでしょう。

ではどんな中身だったかご紹介しましょう。

受講者には事前に110ページのPDFテキストと29のチェーンプロンプトデータを渡しています。

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1,第1講「生成AI時代のコンサルタント」のカタチ

第1講では40分程度でしたが、生成AIが当たり前になった時代の経営顧問のカタチやコンサルタントのマネタイズについてお話しました。

そこでは「生成AIを脅威として捉えず、むしろ積極的にPRして、まだ生成AIを本格活用していないライバルとの差別化を図ろう」と訴えました。

またコンサルティングチェーンプロンプト基本公式と構造の理解を講義しました。

最初はそれが現場レベルでは、どういうことかピンと来なかったと思います。

しかし、コンサルティングチェーンプロンプトを経験することで、午後から納得感に変わっていきました。

ある受講者は午後からのコンサルティングチェーンプロンプトで生成されるアウトプットを見て、顔がどんどんほころんでいきました。

たぶん、顧客先で提案しているイメージが沸いたのだと思います。

 

2,クロスSWOT分析と経営計画をチェーンプロンプトで生成

最初の体験では、弊社の得意技である「クロスSWOT分析」をコンサルティングチェーンプロンプトで経験してもらいました。

コンサルティングチェーンプロンプトは構造的に段階的に情報データを生成AIに学習させながら、精度の高い生成物を作ります。

「「企業のプロファイル入力」→「強み分析入力」→「機会分析、制約条件入力」→「積極戦略の設計文言のコピペ」→「中期経営計画の設計文言のコピペ」

こういう流れでクロスSWOT分析から中期経営計画が生成されます。

最初の段階は「入力」とあるように、その企業の詳細な情報を入力しますが、その後の「コピペ」は、もう文字入力せず、設計された文言をGPTやGeminiにそのまま入力するだけで、表形式で生成されます。

ここでも相当な感動があったようです。

 

3,KPI監査モニタリングシートをチェーンプロンプトで生成

午後からは「KPI監査コンサルティングチェーンプロンプト」を経験してもらいました。

午前中のSWOT分析チェーンプロンプトを入力したクライアントの情報にKPI監査のプロンプトを入力します。

本来のKPI監査は「クロスSWOT分析」「業績の公式の因数分解」「ボトルネック」から、KSF、KPIを導きだしますが、今回はその手法は使いません。

一番簡単な「ベーシックKPI監査」メソッドのコンサルティングチェーンプロンプトを使用しました。

「売上5つの質問」「粗利・営業利益5つの質問」から、その企業固有の情報を入力していきます。

第1段階では企業プロファイルの詳細情報入力

第2段階では売上KSF設定プロンプトでKSFが表形式でアウトプット

ここで第1次のダメ出し指示…生成AIが出した表形式に難癖をつけて、もっと高精度や具体性のあるものを生成させる

第3段階では売上KPI設定プロンプトでKPIが表形式でアウトプット

またダメ出し指示をします。

第4段階では売上KPIを実践する為の四半期ごとのアクションプランを表形式で生成

またまだダメ出し指示をします。

売上だけでこの4段階+ダメ出し3回を実施します。

その後、これらの蓄積された情報を受けて、利益KSF、KPI、アクションプランを何回かのダメ出し指示をしながら表形式で生成します。

「ベーシックKPI監査」と言いながら、12段階のコンサルティングチェーンプロンプトなのです。

しかし、当日は時間の関係上「売上KSF、KPI、アクションプラン」に限定して特定クライアントの情報入力の生成をしてもらいました。

「ベーシックKPI監査」のコンサルティングチェーンプロンプトも最初は情報入力をしましたが、第3段階や第4段階は設計テキストをコピペするだけで生成される仕組みになっています。

 

4,業務チェックリストをチェーンプロンプトで生成

14時からはガラッと内容が変わりました。

経営計画関連ではなく、クライアントが実務で行っている作業の務マニュアルや業務手順書、チェックリストを作るコンサルティングチェーンプロンプトです。

クライアントの業種や部門を細かく入力すれば、必要な手順書やチェックリストの名前が部門別に出てきます。

AIが提案してきた部門別の必要チェックリスト一覧から、特定のチェックリストをピックアップします。

その特定のチェックリスト名から、準備⇒実施中⇒作業後などに分けて、どういうチェック項目や行動項目が必要かが表形式で生成されます。

講義での事例紹介では、ある金属加工業の営業部門の必要業務チェックリストや製造部門の必要業務チェックリストを紹介し、イメージを持ってもらいました。

その後受講者のクライアントの実情に沿って「必要業務チェックリスト名」と「特定業務チェックリスト」を作成しました。

これも生成物を見た受講者は「これだけでも提案すれば経営者は喜ぶ」と感心していました。

 

5,スキルマップをチェーンプロンプトで生成

業務チェックリストコンサルティングチェーンプロンプトの後、「スキルマップコンサルティングチェーンプロンプト」を学習。

スキルマップの必要性や意味合いを講義した後、「コンサルティングチェーンプロンプト」を解説。

実際の住宅会社の工務部門や営業部門の事例を見せて、受講者自身のクライアントの情報を入力。

先ほどの「必要業務チェックリスト」でピックアップした企業プロファイルをそのまま使った方が多かったようです。

スキルマップの素案がいとも簡単に出たことで、クライアントの技能伝承やスキル目標設定、人事評価にも反映できることを体感してもらいました。

このスキルマップと先ほどの業務チェックリストをセットで生成AIを使った研修提案をすると企業にナレッジが蓄積されます。

そういう研修も生成AIを使うことで低価格で提案ができます。

受講者も「定年を多く迎える企業の実務の引継ぎや技能伝承に使える」と感想を言っていました。

 

6,事業承継10か年カレンダーをチェーンプロンプトで生成

弊社が長年取り組んでいる「非財産相続承継の見える化コンサルティング」である「事業承継10か年カレンダー」を生成AIで作成するコンサルティングチェーンプロンプトを開発しました。

これまでのコンサルティングチェーンプロンプトに比べ、ヒアリングしながら埋め込む情報は多いのですが、生成AIが忖度なしに10年間の職務権限移譲、役職変更、退職金準備、相続税準備、争族対策を出してくれます。

税理士の方の参加も多かったので、私からこんな提案もしました。

「3月決算で5月申告がある顧問先に、この事業承継10か年カレンダーを事務所で素案を作って、提案書に追加すると、経営者も事業承継の準備に関心を示します」と。

実際に私が顧問をしている会計事務所でもいくつかの企業に対してしてもらっています。

これまで言葉で何度言っても事業承継の準備や株価評価などに興味を示さなかった顧問先が動き出すきっかけになります。

 

7,超簡単経営計画書をチェーンプロンプトで生成

微妙な空き時間ができたので、「超簡単経営計画書チェーンプロンプト」を経験してもらいました。

これも事前にデータでは渡しているものです。

小規模零細企業で収支目標を細かくいっても理解しない所には、「前期の良かった事」「前期の課題問題点」から来期の経営具体策や行動計画を作成するチェーンプロンプトです。

事例ではあるファミレスの「超簡単経営計画書チェーンプロンプト」を見せて、そこからどんな生成物が出たかを解説しました。

その後、受講生のクライアントで小規模零細企業のケースを入れて生成してもらいました。

このコンサルティングチェーンプロンプトは短時間でできるので、小規模零細企業の経営計画の提案にはピッタリです。

 

8,受講者のコンサルティング商品を生成AIで作成

最後の時間はこの1日経験したコンサルティングチェーンプロンプトを基に、受講者自身の「コンサルティング商品」「研修商品」「オンライン商品」「ツール商品」の開発をしてもらいました。

指定の「コンサルティング商品開発プロンプト」に自身のプロファイルを入れてもらいます。

ここで大事なことは自身のUSP(独自のウリ)や強みをどこまで掘り下げるかです。

「「強み」を活かした自身のコンサルティングパッケージやセミナー商材をPRしないと差別化できません。

そして、受講生には「今回学んだ生成AIコンサルティングチェーンプロンプト技術を強みに入れて、パッケージ開発をしてください」と提案しました。

今なら生成AIコンサルティングプロンプトを自身の強みに掛け合わせることで十分なPR効果があるからです。

 

こうやって10時に始まった1日研修はあっという間に17:15の終了を迎えました。

会場参加の方も帰り際に

●今日はとんでもない収穫でした

●生成AIコンサルティングチェーンプロンプトがあれば、どんどんPRできます

●眼から鱗以上の衝撃でした

等の言葉を貰いました。

zoom参加の方の感想分でも

●高額だったけど、それ以上の価値があった

●生成AI経営塾を提案してみます

●生成AIサポーターにやり方が分かった

こんな感想が聞けて、企画した私としてはうれしい限りです。

 

そこで今回参加できなかった方向けに6月14日(土)に追加開催をします。

これから生成AIをコンサルティングに活用したい方は、この20名の方のように、この経験をしてもらいたいです。

必ず納得がいくことでしょう。

是非ご参加下さい。

詳しくはこちらから

https://re-keiei.com/blog/81-generative-ai/2196-2025-3-28-6-14-ai-ai.html

 

6月14日生成AIコンサルティングプロンプト研修について、無料オンライン説明会を実施しています。

この無料オンライン説明会を聞いてから、受講可否の判断をされても結構です。

下記の日程からご希望の日時をメールでお知らせください。

Zoom招待状を送付します。

●4月10日(木)21:00~22:00

●4月16日(水)21:00~22:00

●4月23日(水)21:00~22:00

●4月26日(土)21:00~22:00

●5月1日(木)21:00~22:00

●5月6日(火)21:00~22:00

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