今回は、福岡市のマックで時間調整してPC作業をしていた時、隣の2人のサラリーマンがとんでもない「やる気のない」会話を耳にしました。
聴きたくなかったけど、あまりの凄い会話のやり取りです。どうも病院を相手にしている医療機械のセールスマン見たいで、若手と中堅の営業マンのようでした。だいたいこんなやり取りだったと思います。
若手「あーあー、今日はやる気ねえー。なんかしんどいです」
中堅「どうした?月曜の朝だぞ。これからA病院でプレゼンだろうが」
若手「それなんすよ。どうせ、また『あれができないのか、このソフトが今いちって』言われるんですよ。なんだかんだと値下げさせるような話にもっていくんですよ、あの副院長は…」
中堅「仕方ないやろ。うちのはB社みたいに最新ソフトが入ってないから。でも、売らんといかんからな。C営業部長も朝からガンガン詰めてたもんな」
若手「でも、いろいろ注文つけられて、すんげえ低い粗利で『買ってあげた的な態度』ですよ。たまらんですよ」
中堅「まあな。とにかく低い利益でも良いんだから。俺たちは消耗品で利益を稼ぐだけだから…」
若手「商品力が圧倒的に弱いのに、売れ売れってまるで精神論根性論ですからね。うちの商品はどんどん厳しくなっていきますよ。別の会社でも探そうかな」
中堅「お前はいいよ。独身だから。俺もそうしたいけど。どうせ辞めたって、どこも似たり寄ったりっていうからな。一から給与下げられてスタートできんもん。嫁になんて言われるか…」
若手「C営業部長の話聞いてます?」
中堅「いや、C営業部長がどうしたん?」
若手「辞めるらしいですよ」
中堅「「うそ、知らんぞ。何で?」
若手「新しい社長と合わないじゃないですか。どうも引き抜きみたいですよ。」
中堅「なんで、そんな情報知っているんだ?」
若手「Dさん(営業事務のベテランパート)情報です。本当のようですよ」
中堅「まじか?C部長は俺になっていったと思う?『社長がどうであれ、自分たちの仕事をするだけだから。結果が出れば評価されるから。俺は徹底して売るから、お前もガンバレって。つい最近の話だぞ。』
若手「C部長、自分の保険だけはかけてたんですね」
中堅「お前じゃないけど。俺もなんかやる気でなくなった。本当は辞めたいんだけどね…」
その後無言でPCをいじり(ネットサーフィンかメールチェックか、作業か)
中堅「それじゃ、いこうかね。」
そういって、二人がマックを後にしました。
あなたはこの営業マンの会話をどう思いますか?
私には正直、ダメ営業の典型だと思いましたが、実はこのような営業の方が多いのではないでしょうか?
朝一番から、ネガティブ言葉満載です。それに、ついつい聞き耳を立ててしまったけど、固有名詞バリバリの会話です。
近くにいたのは私以外にも2人ほどいましたから、多分彼らの耳にも・・。 朝から、しかも大事な商談の前に、こんな会話はしたく
ないですね。