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SWOT分析の順番が OSWTの理由

これまで数多くのSWOT分析をコンサルティングしてきました。

最初、SWOT分析の理論を知った時、「これは画期的なマーケットツールだ」と

小躍りした事を覚えています。

何故なら、これまでのマーケティング戦略ツールと違って、外部環境と内部要因をバランスよく

分析するだったからです。

従来のマーケティング戦略ツールはほぼ、外部環境分析中心でしたから。

しかし、何社もコンサルティングで使ううちに、違和感を感じるようになりました。

それは、呼び名は確かに「SWOT」だから、

  ① S…強み分析

  ② W…弱み分析

  ③ O…機会分析

  ④ T…脅威分析

この順番で行ってた訳です。

 

1、「内部要因」分析を優先するリスク

内部要因の「強み」「弱み」を先にすると、総論的な議論が多かったのです。

何に対して「強み」「弱み」があるのか? の議論ではなく、自分たちが顕在的に知っている

「強み」「弱み」を上げているのです。

これが技術系の会社やコンサルタントなどのノウハウ系なら、「強み」からのアプローチも十分ありますが、

他の業態では、「自己満足型」「自社都合優先型」の発想になりかねない事例をたくさん見てきました。

また、「弱み分析」では、幅広く「弱み」を言うので収拾がつかず、「いかにわが社は悪いか」のネガティブ意見のオンパレード。

「強み分析」は自己満足で、「弱み分析」は「だからダメなんだ」とできない理由を正当化する始末。

ここで私が分かった事は、「強み」「弱み」を根拠なく議論すると、それはリスクになるという事でした。

 

2、SWOT分析の基本はOS

パソコンもOS(基本ソフト)が大事ですね。

SWOT分析もOとSが重要なんです。しかもこの順番が大事なんです。

私がO「機会」を優先する理由は、「機会」で選択されたニッチ市場や可能性のある分野に使える「強み」

を探したいからです。

しかも「強み」はもしかしたら、その企業の経営者や幹部には認知されてない「潜在的な経営資源」かもしれません。

これまで固定費の負担増や非効率などの理由で「弱み」扱いされてきた「経営資源」が、その「機会」の差別化やトンガリに使えるなら、それは「強みの経営資源」に早変わりします。

過去、そういうコンサルティングを多く経験してきました。

SWOT分析は極論すれば、

「機会」×「強み」=「積極戦略」

だけの議論でも構わないのです。

 

3、事業の選択と集中以外、「W」「T」は不要

これも極論ですが、リストラや事業の選択と集中を議論する「SWOT分析」以外、弱みも脅威も不要だと

いう事です。

「脅威」をいくら整理しても、自分たちの力ではどうしようもないし、「だから、わが社の市場はダメだ」と弱気を助長する結果になります。

「弱み」は、目指すべき「機会」を奪取する為に、今の弱みを改善するための各種具体策づくり「改善戦略」には必要ですが、「弱み」を深掘りしたところであまり意味はありません。

私が

「弱み」×「脅威」=「致命傷回避撤退縮小戦略」

を徹底して議論する時は、事業の選択と集中や、リストラを経営計画の入れ込む時です。

それはコスト構造の改革や効率化に直結するからです。

しかし、そういう必要がない時に、わざわざ「W」「T」を時間をとってネガティブ意見のオンパレードをする必要はない訳です。

 

SWOT分析もパソコンも「OS」が大事ですね。

 

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