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後継者塾講義⑥ どの後継者にも「隠れた才能」と人知れず「強み」がある

SWOT分析コンサルティングや経営顧問として、いろいろな後継者とふれ合います。

総じて言える事は「どの後継者にも、隠された才能や人知れず『強み』がある」

ということです。

どんなに自信がない後継者でも、それを深掘りした自己分析をしないと、自分でも気づかない

方も多いようです。

まあ、そういう手助けをするのは、SWOT分析だったりするのですが。

 

① 自分の「強み」は何か冷静に分析する

これまで多くの中小企業で経営戦略立案のコンサルティングをしてきました。

そこで確実に学んだ事は「どの企業にも、ニッチ市場で勝てる【強み】がある」という事です。

「強み」には、眼で見て直ぐ分かるものと、じっと目を凝らしてみないと見えない「玄人(くろうと)的な強み」があると以前書きました。

私たちがセミナーや研修などで 「あなたの会社の【強み】を自己分析してください」と課題を出す事があります。

すると、受講者はいろいろな「強み」を上げてきます。

で、その後 「その【強み】が活かせる、現在の市場での「ニッチ市場」や「ニッチカテゴリー」は何ですか?」 と課題を出します。

そうすると、途端に思考の袋小路に入る方が多くでてきます。

これは、今までの発想の順序が違うから起こる思考停止状態だと考えています。

だから「強み」を先に考えてはいけない訳です。

むしろ先に考えるのは「今の市場の中でのニッチ市場やニッチカテゴリー」です。

そして、その「ニッチ市場やニッチカテゴリー」に、自社の「強み」をどう活かすかを、考えるべきなんです。 再度言いますが、 「ニッチ市場やニッチカテゴリー」に適合する「自社の玄人的な強み」をどう冷静に分析するかが大事だという事です。

その発想法こそ、私たちが、差別化戦略をコンサルティングする時に使ってきたメソッドです。

 

② 「強み」は【資質的なもの】と【物理的なもの】がある

先述している「玄人的な強み」を見極める時に、検討して欲しいのが「資質的な強み」と「物理的な強み」です。

「資質的な強み」とは、技術力とか、デザイン力、アイデア力、商品開発力、ソフト力、低コスト人件費などに、「マンパワーの資質」に関連する「強み」です。

いわば「人材力」と一括りにできるかもしれません。

「物理的な強み」とは、機械設備、地理的条件、知的資産、専門人材、少量多品種対応力など、具体的に物量として持っている「強み」です。

これまでの経験から言うと、即効性のある「強み」は「物理的な強み」が多いように思います。

「物理的強み」は、既に経営資源の中にあるので、準備に時間が掛かりません。

ただ、この「物理的な強み」を「負の財産」と思っているケースも結構多いのです。

例えば、少量多品種の対応の為、配送車両と配送の人員がいるとします。

それが、「稼働率が悪く、高コスト体質」の原因で、それを縮小すべきだと経営陣は考えているとします。

ところが、「可能性のある勝てる【ニッチ市場やニッチカテゴリー】」では、その配送車両と人員が「物理的な強み」と認知される場合は、コストカットの対象にしてはいけない訳です。

よく間違ったリストラでは、こういう事があります。

「固定費削減の為に、今後の収益機会の資産まで削減する愚」をやってしまう事です。

次の成長や収益性の根拠をなくせば、リストラ対策がますますの「じり貧」と「弱体化」の始まりになっていくわけです。

 

③ 自社・自分の「強み」を好きになった人が結果を出す

「強み」にもいろいろあり、どれを選択するかは、考え方次第です。

これまでの私たちの長年のコンサルティングや経営戦略支援の中で、ある確信があります。

「勝てるニッチ市場やニッチカテゴリー」に適合する「強み」を育成できている後継者には、ある共通した特性があるという事です。

それは 『自社又は自分の強み(あくまでもニッチ市場やニッチカテゴリーに使える強み)を好きな人が結果を出す』という事です。

決して、謙遜し過ぎず、その「強み」を更に伸ばそうと努力する姿勢です。

以前書いたように、自社の悪い点をあげつらい、ダメ出しばかりする後継者の姿とは違います。

大事な事は「後継者自身に『どんな強み』があるか、自問自答して、答えを出すべき」なんです。

「勝てるニッチ市場やニッチカテゴリー」に使う、「自社の強み、自分の強み」を尊重し、それを伸ばす努力、それが肝要な事だと思います

 

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