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女性職員を活かす男性管理職のマネジメント①

今回から2回に渡って、「女性スタッフへの男性管理職の上手なマネジメントの仕方」についてご紹介したいと思います。

病院や介護施設などの女性の多い職場で、管理職になっている男性は、男性部下が多い職場に比べて、マネジメントを慎重にしなければなりません。

昔から我々男性は、なかなか女性の心理が分からない場合が多いですね(職場でも家庭でも)

良かれと思ってやったことが裏目に出たり、すべき事を怠った事で人間関係のトラブルになったりと、予想が付きにくいのも事実です。

この性差を分かる事は難儀ですが、基本的な事を理解していれば、腫物に触る思いを少しは払しょくできるのではないでしょうか。

私自身の経験やコンサル現場又は多くの管理職との面談から得た「女性活用のマネジメントノウハウ」をご紹介します。

(決して自慢できるレベルではないし、また男性目線で書いているので、女性からは『それは違う』という指摘もあるでしょうが、まあ軽い気持ちで読んでいただければありがたいです)

先ず、我々男性管理職には、女性をマネジメントするうえで、いくつかの誤解があるようです。

 

誤解その1は、「男性と同じ扱いはできない」という思いです。

女性によっては 「早くスキルを上げたいのに、管理職が遠慮して大事な仕事を任せてくれない」とか「男性には厳しいのに女性には甘い」と言う事に違和感を持っている人がいます。

男性と同じ扱いを求める女性に対して、変な遠慮が逆効果になることもあるという事です。

 

誤解その2は「細かい事を言わなくても、仕事の意味を自分で考えて実行して欲しい」は通じないという事です。

仕事の目的、期待する成果をキチンと説明しないと、女性従業員は納得しません。

納得しなければ動かないのは当然です。

昔気質の男性のように「理屈を言わなくても頑張る」と言う事は通じません。

しかし、納得した後は、男性以上に頑張るのも事実です。説明力が足りないと、仕事への協力姿勢が減少するので、「細かく説明」は当たり前な事になります。

 

誤解その3は「責任ある業務を任せると喜んで頑張るだろう」と言うのは一方的な見方だという事です。

自分の成長の為に能力以上の事にもチャレンジするという意識は比較的少ないかも知れません。

基本は自分の技量をベースに確実性を求める事から、「チャレンジしてはどうか」と言っても「無理です」と答える事が多くなります。

しかしこれはヤル気はないのではなく、リスクに対して過敏な訳なので、誰かのサポートがあると確認できれば、挑戦もしてくれる可能性があります。

 

誤解その4は、「仕事だからやるのか当たり前、イチイチのねぎらいはしなくてよい」は反感を買いかねません。

男性同士ならイチイチ褒めたり、ねぎらいを言わなくても自分の業務だから「やって当然」でも構わないかも知れません。

しかし、女性を活かす管理職には、この「イチイチのねぎらいの言葉」がモチベーションになる事を肝に銘じなければなりません。

女性は「ねぎらいと感謝の言葉」を受けると、意欲的になるみたいです。

 

誤解その5 「組織の事を考えて行動せよ」は伝わらない 管理職は組織全体を考えて、各自の仕事の配分や指示を行うのが普通です。

しかし、その仕事や配分が女性従業員の考える自身の仕事観や目標、キャリアと連動しない場合、管理職への不信やモチベーションダウンにつながる可能性があります。

男性職員以上に、女性職員は結婚出産、育児、介護を抱えている関係から「何歳までに仕上げたい」とか「何歳までにこのレベルになりたい」のスケジュール意識が強いと言われます。

その事が自分ベースで能力向上を考える要素にもなっているのです。

また全ての業務に必要性や、キャリアアップにつながる根拠を明示して業務を依頼しないと、体面や「組織とは矛盾するものだという現実論」をいくら説明しても、理屈では分かっても、協力がもらえない事が男性以上に多いという事です。

 

誤解その6 「男性管理職が無意識にやっている何でもない事」に女性職員は違和感を感じるという事です。

特定の女子職員の

「呼称の違い」

「挨拶の仕方の違い」

「会議での対応の違い」

「業務の説明の仕方の違い」

「仕事の割り振りの違い」

「休日のシフトの配慮」

等があると、「自分の態度とは違う」と不快感を示します。

男性から見ると「そんな些細な事で・・・」と言う事が女性には大事なようです。

従って、「偏りのないコミュニケーションと挨拶、声掛け」がすべての基本となります。

 

誤解その7 「遠回しに叱る・ストレートに改善を要求しない」など当たり障りのない態度では伝わらないという事です。

ほとんどの男性管理職が女性を直接叱ったり、注意する時、躊躇する理由は、

「泣かれたら嫌だ」

「直ぐ辞めると言う」

「感情的になって会話にならない」

「逆恨みされて逆効果になるかも」

と言う懸念があるからです。

主に女性が感情的になることへの恐怖と言ってもいいくらいです。

しかし女性職員は実は「叱って欲しい」と思っている場合が多いという事をある女性管理職から聞きました。

「叱り」=「管理職は自分のことをどう思っているか知りたい」「何を期待されているか知りたい」と同義語と理解しているからです。

叱る理由を明確にする事はむしろ、女性のモチベーションアップにもつながる場合も多いのです。

今回は我々男性管理職が女性を活かす時の誤解について書きました。

次回は具体的な対応策をご説明します。

 

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