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部下に仕事を任せる為の上司の割り切りとは?

上司が汗水垂らして一生懸命に働く、これは確かに美徳ですし、率先垂範の基本です。

ただ、上司が現場作業にばかり追われて、本来の上司としての仕事をしないと、組織

は壊滅的になることが多いのです。

 

元来上司の仕事とは何でしょうか?

管理職と言うのは何をする人の事を言うのでしょうか?

一般職員より技能が高い程度で、管理者とは言いません。

管理者は部下の仕事の配分や、状況を管理し、適切な手を打つことが仕事です。

なのに、現場実務であくせく働いても、実は誰も評価しないのです。

むしろ、部下にとってはご迷惑な状況になります。

上司は部下に「仕事を任せること」が必要です。

ただし、「仕事を振る」とは違うことを認識しましょう。

 

 

「仕事を任せる」と「仕事を振る」はどう違うのでしょうか?

「仕事を振る」とは、作業を振るという意味で、そこには部下育成の思想が

含まれていません。

「仕事を振ってばかり」いると、「振られた部下」は仕事の意義や目的を理

解しないまま、被害者意識になったり、面倒臭がったりして、ただ流してし

まいます。 結果本人の為にもなりません。

「仕事を任せる」には、部下を育成するという意思が入ります。

当然、任せ方が大事な訳です。

しかし、そうは言っても「任せられない」上司側の理由もあります。

(1)自分がやったほうが手っ取り早い

(2)部下に振ると「それはできません」と断わられる

(3)部下に任せると納期や期限に間に合わない

(4)任せて業績が落ちるのが怖い

(5)部下に任せると抜けが多い(二度手間になるから)

(6)この仕事を任せると、自分の存在価値が減ってしまう

(7)現場の実務が好きだ(マネジメントは嫌いだ)

(8)出来の悪い部下ばかりで、任せたくても任せられない

でも結局、「任せる」ことをしないと、部下を育てられないので、

上司はいつまでも、眼の前の作業に追われることになります。

最近は、「任せられずに潰れる上司」も出ています。

潰れるとは、メンタル面で病気になったり、ヤル気がなくなることです。

 

どんな上司が任せられずに苦しんでいるか

(1)「任せ下手」に共通しているのは、「自分でなければできない」と

思い込んでいる。

(2)責任を取らねばならないのは管理者である自分だから、最後まで自

分が行うという変な生真面目さ

(3)「任せて、チェックして、指導する」と言う人材育成思想が、結果

的に欠落している。

(4)イチイチ教えたり、細かくチェックする事が苦手だと思っている。

(5)任せ切らないばかりに、「実務的な作業の仕事はどんどん増え」

 「創造的な仕事ができず」 「部下も育たない」 「自分ばかりバタ

 バタして、チームワーク管理ができない」 「経営者から、管理能力

 がないと評価される」と言う悪循環に陥る

(6)「資質のない部下ばかり」と思い込んでいる管理者は、結果的にス

トレスで潰れていく。

プレイングマネージャーである管理職には、多かれ少なかれこんな思い

はあるはずです。

だから、どう「任せる」かが重要なのです。

 

任せる」為の基本姿勢は考え方

(1) 少しくらい背伸びしている位の業務を承知で任せる

 急にレベルの高い仕事を任せると部下は潰れやすい。また能力以下の仕事

 をいつまでもさせても、マンネリになってしまう。

(2) 何を任せるべきか、力量を見究める(苦手意識の業務の把握しておく)

 部下を一律で能力判断しないこと。個人別に移譲すべき業務のレベルは

 違うので、何が得意で、何が苦手かを把握する。

(3) 明確に「お前に任せる」と相手に伝える・見せる(一緒に業務整理を

 する) しっかり、言葉で伝え、業務の文書で一緒に整理しながら、頭

 に叩き込む事が大事

(4) 途中でヤキモキしても、部下にトコトンまで任せた仕事をさせる

(5) 途中での口出しは緊急以外耐える せっかく部下にさせているのなら、

 緊急や取り返しのつかない事態が予想される状況でない限り、させてみる。

(6) 中間チェック・定期的コミュニケーションを怠らない(思い付きの催促

 ではなく、事前のスケジュール化) 一番いけないのが、「させっぱなし」

 である。チェックをスケジュール化し、任せたからと放置しないこと。

(7) 仕事の進捗状況の「見える化」「自動報告化」など事前に仕組みを作る

 部下の報告を待つのではなく、任せた仕事の進捗状況が分かるルールを決

 める。ホワイトボードやパソコンでも可。

(8)「部下は先ず失敗するものだ」と割り切る(最初からパーフェクトを求

 めるから任せられない ) 自分が若手だったころを思い出そう、失敗して

 反省することで人は育つもの。

(9) 自分と同じやり方、方法をコピーした部下を作ろうとしない(部下の個

 性を尊重する) 自分のやり方を強制すれば、部下は上司に依存し、考え

 なくなる。そうすると学びがないので、育成にはならない。

 

任せ方については、次回にもう少し考察したいと思います。

 

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