• 0120-577-797

病院でよく見かける「無責任体質」

一般企業と医療法人の違いはいろいろありますが、

「経営責任」に対する意識や行動は相当な違いがあるように思います。

企業では、すべての責任が経営者や取締役にあります。

最近は、業績悪化や問題行為をすれば株主が黙っていないし、リスクマネジメント

を放置すれば、社員からも訴訟される事もよくある事です。

だから、経営者は四方八方に気を配りながら、経営をしています。

翻って医療法人はどうか?

経営者責任という点では、民間病院も同じです。

理事長院長が最終責任を負うはずです。

だけど、何かが違います。

それは、経営責任と実務責任の間に相当なギャップがある訳です。

 

1、病院の設備投資を決定したドクター、業績責任を言われる事務長

これは過去の病院コンサルティングで何回も経験した事です。

CTでもMRIでも高額医療機器の設備投資を迫ったドクターの意見に押され、

理事会で購入が決定しました。

減価償却費が発生して固定費を押し上げます。

高額機器を何回使い、何点あげれば、投資は回収できるという青写真の元

意思決定した筈です。

しかし、導入後思ったほど使用頻度が高くありません。

機器導入鵜を強く迫ったドクターは既に退職し、後から入職したドクターは

あまり積極的に機器活用をしません。

ドクターが揃う会議で、事務長から「活用をお願いします」

といっても、ドクターはそうそう簡単に協力してくれません。

すると、理事長院長がドクターへ厳しい注文をするのではなく、

事務長や看護部長に対して

「もっと、活用が進むようなデータを出さないから、ドクターも使わないのでは?」

文句を言われるのはドクターではなく、事務長や看護部長なんですね。

 

おいおい

「あの高額機器はなかなか償却できないから、導入は難しいですよ」

と忠告したのに、既に辞めてしまったドクターの意見に流され、導入を決定した理事長院長

から、文句を言われるは、事務方と看護方。

本当に変な話です。

 

2、院長・ドクターがコロコロ変わる病院では、事務長がいつも責められる

前述と同じように、ドクターや院長が長続きしない病院があります。

すると、歴史的な事実を知っているのっは事務長だけ。

すると理事長は、歴史的事実をしっている事務長に対して、

「あれはどうなっている、これは何故しないのか」

「こんな事は以前からしているのか」

「何故、止めないんだ」

「他の病院ではやっている事を、何故当院はしないのか」等々

 

おいおい

 

「それを決めたのはあなたたちだろう。医者同士で議論しないのに、上手くいかない

原因を事務方にするのはお門違いでしょう」

と言いたくなりでしょう。

その前に何で、こんなにドクターがコロコロ変わるのか、その原因を考えて、経営者として

何か 手を打っているのか?

ドクターの募集採用も全部、事務方に任せ、上手くいかなかったら事務方の責任。

ドクターが辞めても、事務方の責任。

多くの事務長から聴く嘆きは

「理事長がドクターに厳しく指導しない、こうなったんです。私たちからドクターに指導なんか

できる訳ないじゃないですか」

 

今回は事務長寄りのコメントでした。

「事務長ガンバレ」

 

 

 

 

 

RE008
嶋田利広のコンサルタント事務所経営ノウハウ
嶋田利広の病院・介護人材育成メルマガ
 
RE004

 

アーカイブ

 
 
 
 

フリーダイヤル0120-5777-97

RE002

RE012