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職員が離職を決意する時、どんな兆候が出るか

 

 

前回は、「職員の離職理由」を考えてみました。

それでは、「職員が離職を決める過程」で、どんな兆候や行動があるので しょうか?
この兆候段階で対策を打てば、「離職に歯止め」を掛けられるかもしれません。

最近の傾向として(これは全業種に言える事です)退職意思を固めるまでに、 上司や管理者には相談しないケースが圧倒的に多いようです。 おそらく、気の置けない友達には相談しているのでしょうが・・・・・。 そして、いきなり「退職願」を思ってくるのです。

 

いや「退職願」ならまだ常識の範囲ですが、まだ退職の相談も何も受けて いないのに、藪から棒に「退職届」を持ってくる職員も少なくありません。 挙句の果てに「●日までに辞めます」と勝手に退職日時を決めて、こちらが 取り付く島もない態度の人もいます。

「辞める」と意思決定した場合、自分が辞めた場合の影響を考えて、組織や 患者・利用者の状況を考慮するのが当たり前の職員でしょう。 しかし、自己中心の職員には、そういう他人の状況より、自分都合が優先です。 「自分は辞めるのだから、後は病院施設が色々考えてください」と、さっさと 有給消化を行い、職場放棄にも近い態度をとる職員が結構います。

正直、悔しい所ですが、そういう態度を取って辞める職員に、モラルの問題を 論じても、問題の解決にはなりません。 そこで、「退職の意志が固まるまでの心理過程や行動の変化」を察知し、事前 に手を打つ事で、「離職」を少しでも防止する事が重要になります。 職員の「退職につながる心と行動の変化」は、どういう事に表れるかを注意深く、 日頃から意識しておくべきです。

次のような変化が出れば、要注意と言う事になります

(1) 今まで出勤時間に余裕があったのに、最近ギリギリになっている
(2) 提出書類がどんどん遅くなっている
(3) 今まで黙っていても書類提出期限を順守していたのに、催促しないと 提出しないようになった
(4) 小さなミスが連発している
(5) 朝の挨拶に元気がない
(6) ミーティングやカンファでも意見を言わないようになった
(7) 最近、反体制的な職員と、仲良くなったようだ
(8) 勤務変更や要望が最近増えてきた
(9) 看護レベルの高い業務を何かと言い訳して、しないようになった
(10)個人面談をしても、言われるがままで、自分の意見を言わなくなった
(11)職場の中で、孤立しているような感じである
(12)家庭か職場かに問題があるようで、寝不足気味のような感じである
(13)院内のイベントやプライベートでの誘いも、いつも断るようになった
(14)会話をすれば済むことでも、メールやメモを使い、コミュニケーション から逃げているようだ
(15)今まで従順だった職員が、明らかに反抗的な態度を取るようになった

などなど、「職場から心が離れている時」には、普段の態度にこそ、何かの シグナルが隠されています。 要は、「精神的に孤立させない」事が最優先課題と言えます。

職場の雰囲気や上司との人間関係に起因している退職意思は、管理者側の 努力で幾分かは防止できるはずです。

次回は、「職員の離職防止 完結編その1」として、どういうマネジメントを 行えば、離職防止ができるかについて記述したいと思います。

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